子どもと出かけると

近所に発見した酸菜鍋の専門店にて。
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いまが旬の発酵した白菜と、骨付き豚のお鍋です。
鍋みたいになってますが、具はこれ以外に入っていません。
お肉は、いろんな部位が選べます。
ものすごく一般的な東北家庭料理のひとつです。





ところで、娘とお風呂屋さんに行くのが
最近のブームです。


従業員さんにはもうかなり顔が知れてます。
とくに、娘のほうは、「日本の子どもが来た」と言われ、
ちょっとした有名人です。


更衣室では従業員に囲まれ、アメをもらったり。


浴室では、子どもに浮き輪を投げてくれたり。
(大き目のお風呂やさんだと、浴槽はかなり深めです。子どもが軽く
溺れる深さあります)


そして、今日はなぜか、私と娘のところに
新品のせっけんを持ってきてくれました。


この、中国のお風呂屋さんの独特の空気、
もちろん、日本の銭湯ともぜんぜん違います。


どう違うかって、単純なことでいうと、
もっと、みんな、堂々と、裸です。


あちこち隠したりせず、となりで洗ってる人に
「瀋陽にきて何カ月だ?」なんて話しかけられます。


この習慣になれてしまえば、なんとお風呂屋さんの気が楽なこと。


しかも、「日本の子ども」をみんな気にしてくれるから、
今日などは、従業員さんが遊んでくれて、
私もゆっくり体を洗えました。


お風呂屋さんに限ったことではないのですけれど。


子どもをかわいがってくれる空気が、
たとえ素っ裸の状態であっても変わらずあるので、
親としては、恥ずかしいをとっくに通り越して、
ありがたい。


ちなみに、入湯料は正規だと
大人29元(400円)。子ども15元(200円)。


ちょっと高めですね。
でも、夫が作ってくれた会員カードのおかけで、
今日もあわせて15元ですみました。


さらに今日は、
娘に初めて通訳をしてもらうという、
なんとも忘れられない日になりました。。。


私たちがいつものように
更衣室で質問攻めにあっているときのこと。


聞かれた質問のなかに聞き取れない単語があり、
なんの気なしにそばにいた娘に
「シャンシエってなんだっけ」と聞いてみたら。


「お勉強すること?」


そして、はっとして
「上(シャン)」が「行く」、「学(シエ)」が「学ぶ、または学校」
つまり、学校に行く、みたいな意味だと思いだし、
あっというまに会話が通じたのです。


こんなに早く、娘に中国語を追い抜かれるとは・・・・・・・
まだ、瀋陽にきて、4カ月でありますよ。


子どもの脳みそって、ほんとうにおそろしい。
宇宙のようです。
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# by tania0418 | 2012-11-08 03:39 | Trackback | Comments(0)

ジョジョ

義姉の娘っこ、ジョジョ(8歳)。
私の娘にとっては、いとこにあたる女の子です。

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ジョジョは、娘にとって、
中国語を使うことなく、まっこうから
ぶつかることのできる相手。


「ダメ―!! ジョジョはさわらないで!」などよく叫んでいる娘。
その意味がわかってかわからずか、
ちょっりおねえさんなジョジョは、
「あんたは小さいから殴るのがまんしてるんだからね!(もちろん、中国語で)」
だそう。


ジョジョは、お勉強より体を動かすのが大好き。
そして、ときどきこうなります。

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というか、いつも・・・。
これに近い形をつくり、私に
見ろ見ろと教えてくれるのです。


こういう破天荒なスタイルが、
娘にとってのお気に入りポイントなのだと思います。
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# by tania0418 | 2012-11-06 15:17 | Trackback | Comments(0)

瀋陽は早寝早起きが基本

瀋陽の冬が、もうそこまできております。
恐ろしくて、ぶるぶる震えております。


冬はできれば冬眠したい・・・。


と本気で思えてしまうのも、
やはりお土地柄でしょう。


これがもし、24時間眠らない街・トーキョー
だったら、マンガみたいなセリフです。


1日有給休暇を取っただけでも、
ずいぶんと肩身の狭い思いをする(少なくとも私には経験がある)社会で、
”冬眠”だなんて、存在しえないワードです。


瀋陽の一日は、明るいうちに終わります。
みんな早起きで、寝るのも早い。


帰宅ラッシュが始まるのは、4時すぎから。
夜ご飯は5~6時にはだいたい済ませ、
10時をすぎれば、街中が暗くなります。


みんながみんな、仕事をしたくないわけじゃないと思います。


でも、ここではやる気が起こりにくい。


気候の厳しさ。

それによる娯楽の少なさ。

仕事と家との往復だけでは、
息づまってしまうことを知っています。


そして、みな、どのくらい自分の家族と、友人と、
くだらなくても楽しく充実した時間を過ごすか、
ということのほうに、より熱意を見せるのです。


それがあればこそ、冬も乗り越えられる。


”仕事のパフォーマンスが”
なんて言ってたら、自分の命があぶない。


・・・でもなあ。


瀋陽の、”仕事のやる気が持続しにくい環境”
について考えると、ときどき重い気持ちになります。


今日も夜更かししているのは、
そういう理由です。。。
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# by tania0418 | 2012-11-06 01:53 | Trackback | Comments(0)

おやつにサトウキビ

先日の五愛市場の帰り道、
「のどが渇いた」と夫に訴えかけたら、
こんなお店(露店)のところに連れて行ってくれました。


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なんだかわかりにくい写真ですね。
このさぶいのに、サトウキビ屋さんです。
中国語では、甘蔗(ガンゾァ)と呼ぶそうです。


「コーヒー一杯飲むより、この一本かじったほうが
体にもお財布にもいい」


とは夫の談。


知らなかったんですけど、サトウキビというのは
皮をむいた茎をかじって、出てくる汁を吸い、
のこったカスは捨てる、という食べ方なんですね。


たしかに、一口かじるとほんのり甘く、
次から次へと水分がしたたり落ちるほど。
寒さでサトウキビ自体がずいぶん冷やされて、
そこらへんの飲料水よりもすっきりした
飲みごこちでした。


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このくらいの大きさ2本で、5元。


口の中で残ったサトウキビのかすは、
夫(ほかの瀋陽人)がするのをまねて捨てみたりしましたよ
(想像してください)。
うーん、でもやっぱり最後は、
ガムのようにかんで、まとめてごみ箱へ。


なかなかワイルドなおやつ体験でした。
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# by tania0418 | 2012-11-03 23:59 | Trackback | Comments(0)

最近読んだ本

日に日に寒さを増していく瀋陽ですが。


昨日、入国管理局へようやく下りたビザを
取りにいった帰りのバスの中で、
この本を読み終えました。


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『気流の鳴る音―交響するコミューン―』(真木悠介著、ちくま学芸文庫)



著者、真木悠介さんとは、
あの社会学者、見田宗介さんのペンネームです。


確かに、今日読み終えたのですが。
もう一度読みたくてたまらない本です。


ドン・ファンとカスタネダのやり取りを通し、
少しずつ明らかになっていく”戦士”の真実。


著作のなかの言葉を借りれば、
まさに「根をはり、翼をひろげて」
少しずつわかってくる(いやわからなくなってくる)
自分と「世界」との関係性に、
なんだかわくわくしました。


でも、この本に魅力を感じてしまった、
もう一つのきっかけがあります。

たぶん、この本を読んでいたがために、
面白さが増してしまったのです。



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『自分をえらんで生まれてきたよ』(いんやくりお著、サンマーク出版)



ちょうど前回の一時帰国の際、
山手線に乗っていて、この本の広告と目があいました。
まあ、よくありがちな電車広告だったんですが。


タイトルでもある、
「自分をえらんでうまれてきた」という言葉に
ぐさりと、きたのです。


この本の著者は、重い病気とともに生まれました。
そして、治療を続けながら少しずつ語り始めた
「生まれる前」の記憶について、
お母さんが書きとめたものを、まとめた本です。


こんな誌的な、手がかりのない言葉に、
ぐさりとくるかどうかは、もちろん
その時々の、受け手の精神状態によるのでしょう。


でも、私にとっては、確実に自分のなかの
何かとリンクしました。


娘が生まれたことで、よりその疑問が増した
ということでもあるのですが、
やっぱり、この世の中に生まれ、
いろいろある社会を、今を共有している私たちって、
不思議すぎやしませんか・・・・・・。


いや、生きるって、なに。


私自身が、ほいほいと瀋陽みたいなところにきて、
平然と生活してしまっていることにも
多いに関係があるんでしょう。


上記2冊、最終的には同じことを語っているような
本だと私は感じました。


生きるって、あるいは生まれてくるって、
あまりにも目に見える世界では説明がつかなすぎて、
かえって、ものすごい「意志的」なことなんじゃないかと
いうことです。

いろんな意志(ひとのも、自然のも、ぜんぶ)が
ミルフィーユのように重なってバランスを保っているのが
今この世の中なんじゃないか、というか。



この生意気盛りの娘っこも、
わざわざこんな不安定な夫婦のところを
選んできてくれたのかもしれない。
あるいは、自分自身も。


そう思うと、目の前の世界が違ってみえる。

そのほうが、自分の生きる道が照らされる気がします。


オノ・ヨーコも言ってましたけど、
結局、”YES”で成り立っている世界なんじゃないかと
私は思いたいです。
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# by tania0418 | 2012-11-02 01:38 | Trackback | Comments(0)


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。瀋陽の骨董市で見つけた雑貨を「わたしの中国雑貨店」にて販売。https://mychina.thebase.in/


by tania0418

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