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まつりのあと

お正月が、やっと終わったようです。

15夜の翌日は、
こんなごみがそこここに
放置されていました。

まつりのあと_a0279234_12444145.jpg
まつりのあと_a0279234_1245156.jpg


こんなものを、素人が扱っておったのか・・・

投げ捨てられたそれをみていると、
自分が育ってきた価値観との違いを感じずにはいられません。

日本でこれを打ち上げたら、
書類送検されますね、きっと。


だけどここでは、列記とした文化、習慣、お祝いごとなのであって、
それをだれもがいとも簡単に扱えてしまえる、
いや、危ないけど扱えると思ってしまえるここでの生活習慣に接してみると、
なんというのか、日本ってほんとにそっち方向でいいのかな、
なんて思ったりします。


中国に対する驚きと衝撃と落胆は、毎度あるんですけどね。
やっぱりここは中国なのだ、中国でしかないのだ、というね。

だけど、気づかされることも、日々、もりだくさんであります!


これらのゴミは、その日のうちに
だれかがどこかにちゃんと片付けられていました。

せっかくなので、来年は、爆竹に挑戦したいんだけどな~。
防弾チョッキみたいなの用意しとかないといけないかな。
# by tania0418 | 2013-03-01 12:51

旧正月の十五夜

うるさい・・・・・・・。


窓の外で、爆竹と花火がひっきりなしに上がっています。

ひゅーーーーッ
バンバンバンッ

を、今日いちばん最初に聞いたときは
お祭り気分で非常にわくわくしましたが、
いいかげん一日中、鳴り続けているので、
そろそろ、わくわくを越えてうっとおしいです。

旧正月の十五夜_a0279234_20475890.jpg

昼間にはすでに、爆竹の燃えカスが散乱・・・


夕刻を過ぎてから、ますますひどくなりました。

うちのマンションとマンションの間の空間で、
打ち上げ花火(花火大会でみる花火の6割大)が
どっかんどっかんあがっていきます。

窓に、赤や黄色や緑の火花の花が咲くのを見て、
危ないではないか、と思うのは、私くらいでしょう。

さすがは、お月様をあがめるお祝いです。


今日は、旧正月から数えて15日目、
新年があけて最初の満月の夜です。

元宵節(ユエン シャオ ジエ)というそうです。

昼間、娘とでかけて家にもどったら、
お義母さんが水餃子をつくって待っていてくれました。

旧正月の十五夜_a0279234_2042942.jpg



お祝いごとには、なにはともあれ水餃子です。

お義母さんの餃子は、いつも具はともかく
皮がおいしい。
もちもちしていて、弾力があります。
こんなこと、日本語のブログだから書いているんですけどね、
皮づくりは、ぜひ教えてもらいたいと思っているんです。

ちなみに、うちでは餃子をいただくとき、
しょう油にリンゴ酢を入れていただくのがブームです。
これが、甘酸っぱくて、おいしい。
おすすめです。


20個くらいをいっきに食しました。
お腹いっぱいです。(いつもありがとう、お義母さん!)

しかし、この爆発音、一晩中鳴っているのでしょうか・・・ふあん。
# by tania0418 | 2013-02-24 20:56

中国で働く

瀋陽に戻りました。

結局、
日本にいるときのお金の使い方が半端なかった
気がしますが、(ほぼ無駄使い)

それもこれも、人民元のありがたみの
反動でしょうか。

日本で買い物をするとき、
一瞬、300円の靴下が高く感じたり、
150円のノートを買うのをためらったり。


ま、そんなためらいも、二日たてば
元通りでしたけどね。
なんでしょうね。
やっぱり、生まれ育った時間の積み重ねは
威力があります。


円安が進む昨今、
100円は約8元に相当します。
私が夫と付き合い始めた10年前は、
だいたい6.7元でしたか。

お金の動きには鈍く
この辺りの経済学への落とし込みは全くできませんが、
成長著しいオリンピック前の人民元が
一気に切り上がるのを
じわじわと操作して抑えているという
当局の方針は、
今も変わらないのでしょうか。

それにしても、
こんだけ豊かになって、
こんだけお金もってる人が増えても、
一般家庭の給料は
10年前とあんまり変わってないようです。

そしてすこーし、
なぜ給料が上がらないのにお金持ちが増えている
のかという謎も、溶けてきました。

これからまたしばらく瀋陽で過ごしますが、
今回からは就業ビザでの滞在です。

日本語学校での勤務が正式に決まり、
学校側のすばやい対応と協力のおかげで、
ビザを取得できることになりました。
このすばやさにも、とても中国らしいやりとりが
あったりするのですが、まあここではさておき。


なんか、自立した気分……。


夫のおまけみたいな感じで入国するのとでは
意識が違うものですね。

いけいけどんどんの中国で
まさか仕事をするとは思ってませんでしたが、
両国にとって、そして自分自身にとって、
ほんのちょっとでもプラスになる働きをしたいな。

人民元を通じて、
お金についてももっと知りたい
なと思います。

中国で働く_a0279234_2018093.jpg

またしばらく、さよなら東京!
# by tania0418 | 2013-02-24 20:19

帰省中です

旧正月を、なんと日本で過ごしています。

大気汚染と春節が同時に来ている
中国のニュースを見聞きするのは
とても興味深かったです。
いまのうちに、田舎で肺をリフレッシュ
しておきたいと思います。

それにしても、たまに日本に帰ると
やっぱり気づきがたくさんありますね。
気づきったって、
大抵は自分自身のなかの変化なんですけどね。
毎度、気持ちがどっしりすわっていく感じがあります。
もうなんだっていいや、というのに近いのですが、
決して投げやりな、自暴自棄な気持ちではありません。
なんだって大丈夫、みたいなことなのかしらん。

来週にも、また瀋陽に戻ります。
はー。寒いのはいやだー。


なんて弱音を吐いたりもしつつ、
でも、マイナス30度を一度経験してみれば、
意外となんとかなるという自信もつくもので
すね。
新年を迎え、これからちょっとずつあったかくなる
瀋陽から、また発信します!
# by tania0418 | 2013-02-15 21:41

人と距離

ここでは、人と人との距離が近い。

それをすごく感じます。

人情にあついとか、そんなふわっとした
生易しい距離じゃないですよ。
物理的な、人とがまさにぶつかる距離のことです。

言い換えれば、
これ以上近づかれるとストレスを感じるという距離、
そこをいとも簡単に侵されるのです、ここでは。

アジアではありがちですが、
タクシーに一人で乗り込むとき、
助手席にすわるのが一番わかりやすい例なのかもしれません。
でも、それだけじゃないのが、中国の、
いや瀋陽の面白さですね。

例えば、
バスにのれば、満員のバス社内で、
ほおが触れそうな距離で、
ふいにこちらに振り向かれます。
あるいは、話しかけられます。

座っている私の席の背もたれを、
後方から、いや前方から
必死につかまっていくる人も、多いです。

座っている私の前にできたスペースは、
決して私のものではなく、
そこにたまたまやってきた人、
あるいは、そこに入りたい人のものですから。

ほかにも、
女同士だと、道を渡るとき、
手をつなぐ、もしくは腕を組む。
これは、相手への気づかいの意味があることをしったのも
最近のことです。

また、友達を泊まりにきて
ベットが足りなければ、
同性同士ならいっしょに布団にはいるのはオーケーみたいです。
夫が、泊まりに来た男友達といっしょに寝る、
というので思わず、「えー!」と叫んでしまった
のも最近です。


この距離感。人との接触の多さ。
かといって、精神的にもすごく近いか、
といえば、そうでもないな、
と感じることも多いのが、ようわからんところです。

なんというか、そのつながりに因縁めいたものが
あってもなくても、なんか物理的に
「ぶつかる」「あたる」感じ。
そして、それ以上の意味もなにもない。
非常に乾いている。
もちろん、恋人や家族、
ビジネスや交渉ごとなどの特別な関係性は別です。
そこらへんにある、人との関係というのは、
とてもドライで自由、ということなのでしょうか。

なにげない会話など交わしたとしても、
極めてその場限り。その切なさに、
寂しがりやの私は常に混乱してしまいます。

こんなところで子どもに優しくされたからといって、
通り過ぎてしまえばみな雑踏に消え、
義理も人情も跡形もなくなくなってしまうのですから。


あれ、そもそも人の世とはそういうもんでしたか。

私の粘着質は勘定しても、
日本ではもうひといき
後引く感じ、ある気がするのですが…。


とりあえず、ここでは自分だけの、
人との心地よい距離感などは
いとも簡単に侵されるということだけは
よくわかったので、
必死に自分を守るより、ふいにぶつかる距離感を
あえて楽しんだほうがよいですね。
ほしいスペースは自分でとりに行く、くらいな。

日本でこれを言うと、
ガツガツしてるとか言われそうですが、
こっちだとまるで意味合いが違う…

まあ、そんなふうに思えるようになったのも、
ごく最近のことですが。
# by tania0418 | 2013-02-05 06:09


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。瀋陽の骨董市で見つけた雑貨を「わたしの中国雑貨店」にて販売。https://mychina.thebase.in/


by tania0418

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