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増えるサウナ

この春に瀋陽に帰ったとき、
異常な増殖を見せていたのは
カフェだけではありませんでした。



いやはや、お風呂屋さん多すぎませんか。


風呂屋というより、サウナ、でしょうね。


道を挟んでお風呂屋さん、

100メートル離れてお風呂屋さん、

いったいいつから瀋陽の人は、
こんなにお風呂好きだったんでしょう?


というくらい増えているような気がします。



a0279234_10441069.jpg
これは、お化け屋敷ではなくて、
よくあるシャワーだけの、昔ながらのお風呂屋さんですよ。
一人5元くらいの、近所のおじさん、おばさんが
ふらっと行くようなやつね。


私も勇気をふりしぼって
1回行ったことあるけれど・・・


5元くらいなら、まあ、いいかと思うんです。

シャワーだけだし、
下手に浴槽のあるお風呂屋さんなんかいこうものなら、
湯船にいろんなもの浮いてますからね。
かえって清潔かも、と思ったりもする。


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けれど、最近やたら多くなっているのが、
30元前後で、サウナ、浴槽、垢すり、休憩室
なんかがそろって使えるタイプのお店です。

この写真みたいに、
3階建の建物全部つかってお風呂屋さん展開
しているようなところ。



オープンしたてはいいんだけど、
この手のお風呂屋さんこそ、いずれ、
湯船になんかいろいろ浮いてしまうタイプなんですよね・・・



言い忘れましたが、
一般的な瀋陽のおうちに、浴槽のあるところは
まだ少ないと思います。


みんな、お風呂ってものにあまり入らない。


ひとつには、冬が寒すぎるっていう要因もあると思います。


もうずいぶん前ですけどね、
東京で、中国人留学生が寮生活を送っている
ぼろぼろのアパートに遊びにいったことがあるのですが、


「こいつ、ぜんぜん風呂に入らないから臭い」


などと
同じ部屋に暮らす男子が文句をいったのが原因で、
喧嘩沙汰になったと聞きました。


1週間入らないってどういう宗教なの!?


と当時は謎で仕方なかったものですが、
いまならうなづけます。



さて、私は、新規オープンした近所の
30元前後のお風呂屋さんは、とりあえず体験します。


暇つぶしにうってつけです。


かつ、家族がやたら誘ってくるんですよね。


「あそこの店、今ならまだきれいだから
今のうちに行こうよ!サービス券いっぱいあるよ!」


とかいって。


瀋陽に来たばかりのころ、毎日のように
シャワーを浴びる日本人妻に引き気味だった家族なりの
気遣いなのかもしれません。



確かに
お店ごとにそれぞれに趣向を凝らしていて、

白濁した温泉風のお風呂屋さんだったり、

タイをイメージしたリゾート風だったり、

いろいろ出現しています。


だけど、結局サービスも質も、
同じようなもの。


「あー気持ちよかったー」


なんて、そんなふうに思うことあまりない。
増えるわりに、ちっとも快適になっていかないのが
瀋陽におけるお風呂屋さん、サウナ屋さんってものなのかもしれません。



もちろん、
瀋陽にも「ここぞ!」
というお風呂屋さんあるんですよ。


瀋陽に住んでいる人ならきっと
みなさん御存じだと思います。


ああ、また行きたい。

一回はいって、そこで2、3日引きこもりたい。


今思い出しても、日本とは違いすぎる
サウナやお風呂の枠を完全に超えた、
巨大でスタイリッシュなあのお風呂屋さん・・・




このネタ続きます。




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by tania0418 | 2016-07-25 21:07 | Trackback | Comments(0)

チベットの今_映画「オロ」鑑賞

最初は、「だいじょうぶかな」
という感じだったんですよ。

また中国の悪口かいな、
という気もしてね。


たとえ何であれ、
「中国が悪党だ」って言われるのはやっぱり。
中国が大好きってわけでもないけど、
家族を持つものとしては、ね、どうしてもやりきれない。
いい気持ちのするものじゃないんですよ。


だから”絶対に見に行きたい!”わけではなかったんですけど、
この作品のなかで中国がどう描かれているのか、
については、気になってしまいました。


a0279234_13593040.jpg
「オロ」という映画を見ました。


6歳のときにインドに亡命した
チベット少年オロの3年間を追うドキュメンタリー。



故郷を追われた異国で、
ヒマラヤの向こうを夢想しながら、
つつましく、たくましく
希望を持って生きる子どもたちの姿。



中国による弾圧が続くなか、
オロをはじめとする、インドなど異国で暮らすこどもたちは、
どこか明るい。前を見つめている。


希望があるんですよね。
決して、暗くて辛い記録ではない。
それぞれに、一生懸命な姿なんです。


オロのピュアな笑顔は、
次の世代を生きるチベットそのものだと思いました。



だから、見てよかったと思います。
いや、たくさんの方に見てもらうことが
力になる映画だと思いました。



・・・


私の一番身近な中国人夫は、
チベットのことをどう思っているかといいますと、


・ダライ・ラマを世紀の悪人だと思っている。
・チベット人、チベット仏教は
法輪功と同じくらい危険因子だと思っている。


彼は、そういう考えと近いところにいる人です。



いやいや、
新生ダライ・ラマとして指名された幼子をいきなり拉致誘拐して、
完全なる共産党員の子息からダライ・ラマをたちあげることのほうが
極悪非道でしょう!


とかそんなこといったって、
彼の世界観は、昨日や今日できあがったわけじゃありません。


行ったこともない、
縁のある人もいないチベットについて、
かつて私たち夫婦がキレぎみに喧嘩したことを
思い出しました。



・・・あのときの不毛なやりとりを思い出すと
いまでもどっと疲れが襲ってくる感じある。



たいだい、
知っておくことは大事だけれども
知るタイミングや伝える方法もそれ以上に大事です。


なおかつ、こういう夫と話をしていて
ほんとうにハッとさせられるのは、ですね。


チベットだけが本当に


「かわいそう」なのだろうか、


ということなんですね。



今日、オロの笑顔を見たら、
ますますそう思ってしまった。



被害者や、加害者のわくぐみに
しまいこむことは簡単なんです。


だけど問題は!

だれにだって何気ない日常があって!

どこにだって同じような構図があって!

同じような問題で苦しんでいる
ただの個人がいるだけじゃないか!


ということで。


夫とは、永遠にわかりあえないループの中にいながら、
でも大事なことを教えてもらっている気もしています。




この映画が、私にとって救いだったのは、
監督・岩佐寿弥さんのチベットへの愛が、
中国への憎しみをはるかに凌駕していることでした。



これ以外にも、チベットをテーマに
映画を製作されている70代の大御所は、
自らも作品内に姿をさらし、
チベット人との交流を図ります。


チベット人のこころのすがすがしさ。
自然とともに生きる姿。


それがたとえ、中国を刺激しないための
最善の編集方法だったとしてもですよ。



主人公となったオロの笑顔は、
憎しみなんかをずっとずっと、超えたもの
のように感じました。



チベットと中国がお互いを取り戻すことで、
だれもが平和に共存していける世界をつくる、
その立役者になったらいいのにと願います。


いまの中国共産党を遠くから見ていると、
そう遠い未来の話ではないかもしれない
気もしますけれども。


興味のある方はDVDもあるらしいのでぜひ。

***

ちなみに、この貴重な作品の上映会を企画してくださったのは、
大型映画館しかない愛媛県新居浜市で、
良質な心に残る名作の上映会を企画してくださっている
グループです。今回も、
ほんとうにすばらしいきっかけをもらった感じ。
感謝、感謝です。



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by tania0418 | 2016-07-23 14:28 | Trackback | Comments(0)

ラジオ中国語で東北弁をまなぶ

このところ、忙しくはあったんですけれど、
ラジオ中国語は続いています。


すごい!!


これで、3ヶ月目であります!!


中学生のころの
夏休みの基礎英語1週間が最長記録だったのに・・・


このやる気はなんでしょう。
大人になったのかな。
それとも夢ができたのかな。


ちょっと前にはなるんですけれど、
レベルアップ中国語に、ド東北弁を学ぶ回があって
笑いました。

a0279234_09081487.jpg
瀋陽などの工業都市は日系企業も多いですね。
というわけで、日本からやってきたビジネスマンが
東北弁を話したら、ぐっと距離が縮まりますよ、
という主旨の回。


いつもの北京人の二人の先生に加え、
瀋陽出身の先生がちゃんと登場して、
東北弁スキットを読みあげてくださいました。

これが、


衝撃的


でした。


私たちって、こんな酔っ払いみたいな
ベロベロ調子で話してるわけですか(笑)


しかも、その日本語訳にもあんぐりです。



「あっしは日本人で、サトは東京ちゅうとこさ。
ぬしらみんなと知り合えたっちゃ、ご縁だべさ。
何杯か飲みほさにゃいけね。まずあっしから。
カンペー。」



こ、これ、ほんと?

こんな、あっしは~みたいな調子なの?



いちおう「意訳」とあるので、
標準語と東北弁の違いを明確にするために
多少おおげさに訳してくださったのかもしれないけど・・・・



いやはや、離れて初めてみえてくる、
瀋陽という地方都市の立ち位置。


ガーハー(なにやってんだ?)

とか、

ビーシューディ(とうぜんでしょ)


みたいなの、面白がって使ってたけど、
ちょっと考えようかなと思ってしまった。



発音は北京語と近いのになあ。


とにかく、ガーガー音とかベロベロ音(わかります?笑)
には気をつけようと思った次第です。




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by tania0418 | 2016-07-15 09:13 | Trackback | Comments(2)

うだるような

暑いです・・・

去年はそうでもなかったんだなって
わかるくらい、
異常に暑いです。



瀋陽はいかに。



夏休み、また瀋陽に上陸します。


といっても今回は、天津の親戚のところに
訪ねていかねばならないらしく、
どのくらい瀋陽ライフを満喫できるのか
謎ですが・・・



骨董市にだけは、行かなければ!!


夜の道路際で車の排ガス浴びながら
串焼肉だけは食べなければ!!


と思っています。


(私にとっての瀋陽ライフって…)



会える方いらしたら
連絡くださ~い。






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by tania0418 | 2016-07-04 16:16 | Trackback | Comments(0)


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。 お問い合わせ、そのほかはこちらへ。ken76ya@hotmail.com


by tania0418

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