<   2016年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

Nostalgia

こんな本を読みました。

a0279234_23302104.jpg
木原千佳著・写真「Nostalgia」


本というより、写真集といったほうがいいんでしょうね。


ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
この一冊に凝縮されているのは、
なんと、2002年当時の瀋陽です。



木原さんのお父様は、1944年に満州で生まれ、
3歳のときに引き上げてきたのだそうです。


この写真集を生んだ木原さんは、
お父様の56年ぶりの帰郷に同行し、
はたまた自分につながるルーツを探して、
瀋陽への短い旅にでたのでした。



今となっては懐かしい瀋陽のなにげない風景。
写真と手記で構成される本書。


14年前の瀋陽か……


と思いながら、ページをめくりました。


毛沢東先生がそびえる中山広場あたりは、
ぜんぜん変わっていませんね。


駅前はもう、今ではバージョンアップされすぎていますが、
私は2006年に初めて瀋陽に降り立ったので、
写真集に残されているような
駅前の雑多な感じには懐かしさを感じました。



歴史的な事実についても、知らなかったことが
たくさんありました。


北稜付近は日本の敗戦当時、
郊外ということでたくさんの日本人が集まり、
なおかつ、たくさんの中国残留孤児が生まれた
という場所がらであったそうです。


また、かつて日本人が住んでいた家に
いまでは中国人が暮らしている、という記述や
中国人の視線の冷たさ、といった表現には、
どことなく、
まだぜんぜん「開く」気配のない中国の
殺伐とした空気が伝わってきます。(実感込み!)



この旅で、木原さんのお父様は、
生家を探すため、瀋陽市内をさまよいます。


かつての地図を頼りに、
たどり着いたそれらしき場所には、
ただ高層マンションがそびえたつばかり。


木原さんのお父さまが住まわれていた家は、
すでに再開発によって、取り壊されていたようです。


写真はどれも生活音が漏れ聞こえてくるような
臨場感があります。

なおかつ、
故郷を失い、さまよい続けるしかないような
お父様の無表情も挟まれ、

ここはいったいどこなのだ?

という、お父様の気持ちを追体験するような
瀋陽との心の距離間が広がっていくような、
そんな気持ちにさせられました。



混乱の時代を経て、
こういう思いで過ごしてこられた方、
たくさん、たくさん、おられるのでしょうね。


今となってはもう瀋陽は瀋陽、
満州の面影探してもね……


なんて、当事者でありえない私は
それ以上のことを考えたことがなかったのですが、
当事者にしてみれば、
そうやって片付けてしまえるほうが
おかしな話だ、と思いいたりました。


それが、人生の中でも特に、幸せな家族時代を
象徴するものであったとしたら、なおさら。


満州に対して、
希望と言い換えてもいいような思いがあったとしたら。


もう一度、この目で見たい。
ふるさとに帰りたい。


と思うのはとっても自然な欲求だと、
改めて気付かされたのでした。


でも、残念なことに、
今の瀋陽には、もう、見事になにもありません。


かろうじて残っていた商店街らしき建物や
住居も、中山路にならぶ歴史的建築物の
保存事業が終わったとたん、
ことごとくぶっ壊される運命をたどるようです。


もう、瀋陽は瀋陽の手で、
発展していく道を選んでいます。


そして、当事者であったはずの方々も、すでに高齢化。
もう、それぞれの記憶、いや宇宙の記憶の中にしか
存在しない場所になろうとしているのかもしれません。


そして、それでいいような気もするし、
それだけじゃさみしい気もする。



私は、戦争もしらず、満州とも縁のない人間ですが、
せっかく瀋陽人という夫を得たので、
この街をもう少し俯瞰で見つめてみたい、
それで発信できることがあれば心をこめて取り組みたい、
と、改めて、思ったのでした。



※木原千佳著「Nostalgia」
2003年、スイッチパブリッシング発行
ご興味おありの方は、アマゾンで取扱いあり!
近いうちに夫にも見せて、写真の示す風景がどのあたりが
教えてもらおうと思います。
今と比べたら、ちょっと前の、こういう瀋陽のほうが
断然おもしろかったのは事実でしょうね。



[PR]
by tania0418 | 2016-05-30 00:16 | Trackback | Comments(2)

ブログを続けてよかったこと

このブログ、始めた当初は、
日本においてきた友人や家族に向けて
私の生存情報を更新するつもりで始めたんですけど・・・


だから、瀋陽在住でなくなった今、
もうやめよか……ってしょっちゅうなるんですが、
そんなふうに思ってるときに限って、


瀋陽に行くことになって焦っている方や(笑)
瀋陽在住の方が見てくださっているみたいで


なんかすごいビックリする&嬉しいです。
本当にありがとうございます!


瀋陽って、情報少ないですよね~

日本とのつながり深いわりにね~


そういえば私も、瀋陽行きを決意したとき、
インターネットで何度「瀋陽」をググったことか。


住めるんかな?

食べもん大丈夫かな?

買い物は?


・・・でもこういうのは、実際住んでみて、
現地で叩き込まないとわからない。


私の夫は瀋陽人であり、しかも、

「ふるさとに帰って仕事さがす」

と言って、東京での暮らしを捨ててきた人ですから、
当然経済的な余裕なんてゼロ!


私にいたっては、
中国語も日本人の友達もゼロという状況で、
本当に頼れたのは、

”ここが夫のふるさとである”

という事実だけでありました。



すごいね~
よくこんな状況で娘(当時4歳)連れて
帰ったね~


でも、そのくらいの荒修行が
私にはよかったのかもしれません。



だから、実際の生活者ブログって、
もっとあったらいいのにな、
というのは、
住み始めた私自身が強く感じたことです。


お、お、おともだちが、ほ、ほしい~


っていう理由から。。。


(後にこの飢餓的状況は、
奇跡的な人脈と、このブログによって
救われましたけれども)



もちろんですね、私の約3年の滞在中、最初の1年は、
瀋陽と夫を逆恨みする時期に費やしてますよ。


だけど、
基本的に私のブログにおける瀋陽についての記事は、
感謝と愛でいっぱいなのです。


もちろん、
列にならばないおばちゃんとかね、
商品を投げて渡す店員とか、
そこらへんでおしっこしている子どもとかもね、
全部ひっくるめて許容できるようになった、
今だからこそ、ですよ。


瀋陽って、まだまだ中国のいいところがいっぱい
残っているような気がします。


それに、日本ともつながりが深すぎますしね。


夏休みにはまた、できるだけ長く、行きたいな。


というわけで、
もうちょっとこのブログは続けてみようと
想ったわけであります。


みなさんのおかげです。
ありがとうございます。







[PR]
by tania0418 | 2016-05-28 22:48 | Trackback | Comments(2)

コスプレ写真館

中国のエンターテイメントにはあまり精通していませんが、
中国人女優って、美しいですよね・・・(うっとり)


顔にメリハリあるっつーか、
ちょっとツンデレっぽいっつーか、
なんか、強そうなシャープな印象、
ありませんか?


ちなみに
夫は、リー・ビンビンが好みなんだという。
わかる。


でも、ここはコン・リーでしょう。
中国を代表する、瀋陽出身の大女優ですよ!


それともシンガポール国籍になっちゃってから
同郷出身とかいうのも、
ちょっと違う話になっちゃってるんでしょうか。


さて、女優さんとあんまり関係ない話ですが、
瀋陽でまだ体験してないことのひとつに、
コスプレ写真があります。


大人から子供まで、
いろんな世界観で衣装をまとい、
一冊のアルバムにまとめてくれる、あれです。


女優にはなれないけど、
アルバムの中でなら、女優になれます。


もちろん、気に入らないところは
思いっきり修正もしてくれますよ。
くびれのない人にはウェストを。
鼻が低めの人には高さを。
一重の人には二重を。(ほんとかな)


以前、義妹の妊婦アルバムを見せてもらったことがありますが、
顔が別人でした。

どうも、小鼻を少し、小さくしてもらったみたい。
私は

「これ意味あるの?」

と聞くのだけど、本人は

「思い出だから」

とのことです。



ミッキーマウスが描かれた丸いお腹を抱え、
ミニスカート履いて風になびかれている彼女は、
はたして義妹、だったのでしょうか・・



さて、このアルバム作りですが、
こってりたっぷり仕掛けを増しながら
さらに楽しめるプランでますます進化しているようです。


子供用に作る人、多いそうですね。
新婚さんも、そうかな。


私も、一度はこのコスプレ写真を試したいのだけど、
まだ勇気が出ません。


確かに、楽しそうではあるんですよ。


全部、フィクションの世界ですからね。
写真の世界でしかなりようのない人物になって、
写真とってくれるんだから。
楽しめばいいだけなんです。


勇気を出して、いつか・・・とは思っているのですが。

アルバムができたら、門外不出のしろものですねきっと 笑
a0279234_13203734.jpg
これも、大型デパートで行われていた
撮影スタジオのプロモーションイベント。

いろんな衣装をまとったモデルさん用意して、
いろんな世界観でのスタイリングが可能、
みたいなことをアピールしていました。

この世界観って、ちょっとゲームみたいだよね。
ここまでして、撮影しませんかー?って訴えるって、
中国における写真撮影って、
完全にフィクションだってことの証です。





[PR]
by tania0418 | 2016-05-10 13:48 | Trackback | Comments(4)

皇家海洋楽園の人魚

春休みの瀋陽、最終日に訪れたのは、
フジュンという田舎町。
何年か前に、瀋陽市に合併された街です。


私がフジュンという地名を初めて聞いたのは、
10年くらい前の東京、池袋で出会った
ひとりの中国人男性から。


”出身は瀋陽”、という彼に私はすかさず

「瀋陽!すごい、私の夫も同じよ。瀋陽のどこなの?!」

と、若干興奮気味に聞き返したら、
彼は伏し目がちに

「・・・フジュンだよ」

とぽつり。
瀋陽の地理もおぼつかない私にとっては
瀋陽市内以外のことなど、想像できるわけありません。


その後、都市部とその周辺の郊外、農村部出身とでは
まったく違う「意識」や「格差」が存在することを知るわけですが、
あのときのことを思い出すと、
彼は、どんな気持ちで私にむかって「フジュン」と
言ったのだろう、としんみり、思い出します・・・



さて、話をもとに戻しますと、
このフジュンに何があるかっていうと、
今やこれですよね。

a0279234_15455657.jpg
a0279234_15460595.jpg
a0279234_15461569.jpg

フジュンといえば、
「皇家海洋楽園」
という、巨大テーマパークの所在地ってことに
なるんじゃないでしょうか。


屋内プールから、水族館、遊園地まで
ひととおりそろっているテーマパークです。


海のない土地柄の瀋陽っ子にとっては
唯一のオアシス、
夏休みってなると、こぞってここに行きたがる場所です。



まだ20代の若夫婦が、
子ども連れの私たちを気遣って、
ここへ連れてきてくれたわけですが、


「せっかくだから、泳ごうよ!」


とはしゃぐ、若夫婦のテンションに私はついていけません。

まだ、黄砂のまじる風の強い日、
水着など持ってくるはずもなく・・・


「水着? 売店で買えばいいじゃん」


おお、さすが一人っ子世代、かつ
限りなく90年代生まれにちかい
八十後(バーリンホウ)!


いやいや、この年で今から泳ぐのツライっす、
と引き気味でいたら、隣の夫は


「泳がないともったいないよ」


と説得にかかってきた!


親の下放時代、農村で5歳までを過ごした記憶の色濃い
70年代生まれの意見には、
どこまでも、”どれだけお得か”を重要視する
経済感覚がのぞきます。


いやいや、お得かどうかじゃなくて・・・


ここに、子どもの無邪気なプール好きが加わったら
今後一生着ることのない水着買って、
波の出るプールにうもれるはめになると思ったので、


「水族館だけでいいんじゃない?」


と必死のコメントを返したら、
周囲も納得してくれたようす。


よかった。


料金体系には、セットでいくら、みたいなシステムがあったようですが、
水族館だけで200元もするチケットを買って、
(あ、もちろん、誘ってくれた若夫婦のおごりで)
かなりほっとしながら、
いやほとんど期待せずに、中にはいりました。



ぼろぼろの水槽に、
雑に買われた魚たち見るのに
200元か・・・なんて思いながらね。


そしたらね、見事にその期待、
裏切られましたよ。



今の中国のレベルって、
お金だけじゃないな、って
強く感じましたね。



設備が申し分ないのは言うまでもないことですが。


クラゲも、ペンギンもアシカも、
どれもこれも、それぞれの生態系、自然を大切にしながら、
うまく飼われているのが伝わってきます。
ここの目玉であろう、3頭の白鯨がのびのびと泳いでいるのみたら、
ほんとに、癒されるようでした。


お金儲けを優先するあまり
無理やり実施するようなイベントもなく、
イルカショーでは飼育係さんとの息の合った芸を見られたし、
でかい白蛇を抱いて、写真とったりもできたみたい!
(私はもちろんスルーしたけど)


なってない、というとしたら、
お客さんのマナーのほうじゃないかしら。
(うるさい、とかね、勝手にえさをやる、とかね。)



”これが、現代中国なのね・・・”



そうそう、今までに私が訪れた
中国の動物園や水族館って、どれもが
見るに堪えない悲しい場所だったのでした。
人がただ、楽しむだけっていう感じのね。
動物たちのこと、なーんも考えてないって感じの。


それが、
こんなふうにもなりえるなんて、
すごい。


中国経済っていろいろ言われるけど、
人々の暮らしや考え方を、確実に変えてもいるんだな。
そんなふうに感じましたね。




んでもってね、
最後にやっぱり見せてくれる。



中国のこういう、ヌケたところが、私は
きらいじゃないかもしれません。



「人魚がいる!!ママはやく来て!」



と、いきなり叫ぶ娘。



ああ、はいはい、
また、でっかい人形か、壁の絵でも見つけたのね。


気にも留めず、ペースも変えず、
ゆっくり歩みを進めた先で――。



本当に人魚が泳いでおりました。



a0279234_15460069.jpg
a0279234_16320322.jpg
「魚と泳ぐ人魚ショー」が行われている
最中だったようです。



人魚たちが手を振りながら、
左から右へ泳いでいきます。


手は振ってくれるけど、
決して、笑顔ではない人魚たち。
苦しいのかな?笑


これが、「いい」か「わるいか」なんてことは
ここでは、別にしといてくださいね。


水槽の中を、魚といっしょに人魚が泳いでいくショーなんて、
初めてみましたよ。


しばらくして人魚たちがさっていくと、
最高潮にもりあがった音楽とともに、
場内にシャボン玉シャワーが。


会場全体が、竜宮城みたいなもんだってことかしら。

これはこれで、なかなか幻想的。
娘も大興奮で


「ほら!!ほんとに人魚いたでしょう!!」


と、得意気なのでした。
a0279234_16320917.jpg

[PR]
by tania0418 | 2016-05-07 17:08 | Trackback | Comments(0)

買い物の駆け引き

a0279234_18120450.jpg

これなんだと思います?


お料理好きな方は、きっとピンとくるんでしょうね。


私自身は”料理が得意”なんて口が裂けても言えませんが、
これを見つけた時、なぜか「ほしいな」って思っちゃった。


なぜだろう、、、。
そのときのテンションもあったかもしれない。




これ、月餅の型です。



これを見つけたとき、
なぜか見とれてしまったんです。
創るあてもないのに、です。


そしたら店主のおじさん、いいカモが来たと思ったのか、


「これは月餅の型だよ。
5、60年前のものだろうね。
もうこれひとつだけだよ。あとは全部売れちゃった。
30元にしとくよ」


というではないですか。



そうか、これはやっぱり月餅の型か。


この型を使って、あの複雑な、見るからに
つくるのがめんどくさそうな月餅を
手作りしていた時代があったのか。


そう考えると、
もうすんなりとはその場を離れられなくなってしまうわけで・・・


自分では月餅は絶対につくれないけど、
部屋にかざったらかわいいかもしれないな。


そんなことを考えていたら、
これがほんとに買うに値する型かどうか
他の店のとも見比べてみたい欲求にかられました。


そんで、一旦店を離れることにした、
ところがそのとき、です。



私が立ちあがると同時に、
その店のおじさん、どうしたと思います?


「買わないのかい」


と言いながら、その月餅の型を
店の裏側にしまいこんでしまったんです!!


むむむ、なぜだ、一体どうして?
もしかして、隠すほどの名品、
だったりして・・・?!いやそんなはずは・・・


おじさんは、その行為をこれみよがしに
私に見せたわけではありませんでした。

ただ、私が立ち去ろうとした瞬間、
数ある品々(ガラクタ)の中でもその月餅の型だけを
取り上げ、それを店の裏側に持ち運んでしまったのです・・・!

いったい、なぜ・・・?

残された私はたまったもんじゃありません。

その行為をたまたま見てしまったがために、
この店を、今、立ち去ってよいのだろうか、
という不安と疑問が次々襲いかかってきます。


さっきまで
「あれかわいいな、ほしいな」だった気持ちが、
「絶対あの型を手に入れなければならない」
という堅い決心に変わっていく。


だって、30元くらいのものわざわざ隠す必要ないでしょう。

もしかして、おじさんの思い出の品だったりして。


いや。まんまとソノテにひっかかった、
だけなのかもしれません。


とはいえ、隠されたからといって、
その場で”やっぱりちょうだい”、
というのも気が引ける。


急いで2,3件まわってみたら、
やはり、同じような時代の
同じような月餅の型が何種類か見つかりました。


どれも汚いし、古い。
でも、適度な数が出てることからみても、
「隠されるほど」の名品ではなさそうです。


”やっぱり一番最初にみつけたものが一番かわいいな”


改めてそう思ったので(時間にして数分)、
私はもう一目散に最初の店に戻りました。



「おじさん、あの月餅の型、やっぱり買う」


もったいぶられるかな、
もう売れた、なんて嘘つかれるかな、
あれはもう売れない、と言われるかな、
なんてドキドキしてたら


「え、あれ買うのかい。はいはい」


といって、裏側に隠していた型を
すんなり裏から取り出してきた!


なんだなんだ、
拍子抜けもいいとこだ。


ついでに、


「おじさん、25元にまけてよ」


と押してみたら、


「しょうがないな。25でいいよ」


と、値引きまであっさり飲みこんでくれた。


あれ。

私だまされてる?

いや、順を追って考えてみたけど、
だまされてはなさそうだ。よな?


「だったらどうして隠したわけー!?
その型、おじさんにとっていったい全体なんだったわけー?!」
という心の叫びは一層強くなりましたが、
しょうがありません。


これ以上を突き詰めるための中国語も、
審美眼もお金も、
私には持ち合わせていませんでしたから。


ほしいと思ったものが、
適度な値段で、しかも適度な駆け引きのもと
自分の手元に入ったのだから、よしとするか。



「今日、こんなの買ってきたよ」


と、家族におそるおそる報告すると、
あんのじょう、


「こんなもの買って、どうするの?
おかあさん、月餅なんかつくれないよ」


と、家族に笑われてしまった。


そんなこんなで持ち帰った月餅の型は、
いま、私の部屋に飾ってあります。


これが日本にいるのに、
なんだかいい空気をかもしてて、
やっぱりいいんですよ。


お気に入りの柄だから、よいのかもしれません。
それに、どこか黒ずんだ、
この重厚な木の感じが、また、ね。
a0279234_18121393.jpg
これは、別の店で買ったお椀。二つで50元
(これも10元おまけしてもらった)でした。

深緑とピンクの柄がとってもかわいいなって。
柄からして、結婚かなにかのお祝に
しつらえたものではないでしょうか。

これは食事に使っています。
でも、思ったより薄くて色味が地味なので、
日本製の安い食器にまじると負けてしまう感あり。
今度買うときはもうちょっと
厚い、存在感の大きいものがいいのかもと学習中です。



[PR]
by tania0418 | 2016-05-06 19:05 | Trackback | Comments(0)


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。瀋陽の骨董市で見つけた雑貨を「わたしの中国雑貨店」にて販売。https://mychina.thebase.in/


by tania0418

画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

全体
未分類

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 05月

フォロー中のブログ

最新のコメント

すっごくわかります。桁違..
by りえこ at 21:31
こんばんは! 先日..
by べーこん at 23:14
べーこんさん、はじめまし..
by tania0418 at 01:20
こんにちは! 突然..
by べーこん at 01:07
そうなのですね。我が家も..
by ayachima at 08:49
別居婚にちょっと飽きてき..
by tania0418 at 19:44
いいですね。面白そう! ..
by ayachima at 15:35
そうですか!ニーズがある..
by tania0418 at 23:41
そう思っている方、結構多..
by ayachima at 09:36
りえこさん!このたびはz..
by tania0418 at 23:22

最新のトラックバック

検索

ブログジャンル

海外生活
日々の出来事

画像一覧