<   2015年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧

海を超えたファッション

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3年前の夏、
こういうスカートをはいている女性を
たーーーーくさん、みかけました。
(写真は、2年前のもの)



下は超・ミニスカート、もしくは短パン。
そのうえを、レースまたは、シースルー系の
生地が覆います。



つまり、全部みせはしないものの、
全部みせているのも同然のスタイル。
(しかも、色気なし)



これを見た時、


「こういう姿で、
自分を着飾っていると感じているのだろうか」


と、カルチャーショックを受けると同時に、
密に、ものすごく引いていた私です。



もちろん、私にファッションのふぁの字も
語れないことは承知しているのですが、


自分がどれほどの足をもっていようと、

レースがカーテンの内側みたいな生地であろうと、

気にせず堂々と(いや、周囲の目など入ってこない)
歩く、数々の女性たちを見た時


ああ、ここは異國なのだ


と実感せざるをえなかった。



私にはできない、着たいと思えない中国ファッションの
筆頭だったからです。



しかしながら!!



数年経った今年、このスタイルを、
日本の雑誌やコレクションで
いくつか見かけることになりました。


どっかのセレブみたいな人が
着こなしているような写真もあって、それに触れていたら、
これが、キテいるとさえ、感じることもありました。



驚いたのもあるけど、笑ってしまったよ。


「これがおしゃれといわれる時代になったわけー」と
驚愕する自分もいましたし、
中国もやるね~と思ったのもあります。


散々見てきた、そして嫌悪してきた
スタイルだったから!


それが国が違えば・・・ということになったわけで、
気づいたことはふたつ。


中国のファッションにも先見性があったかもしれない
ということ


もうひとつは、


中国ファッションへの偏見があったな


っていうことです。



私は、今でもこのスタイルを着こなしたい
と思わないので、
着たい人たちが楽しめばいいと思うのですが、
どっか、それで済ませることができなかった


「中国の女性って、大胆だよね~
こんなのよく着るよね~」


みたいな感情を振り返ると、やっぱりどこか、


「中国のファッションってダサい」


という偏見が、どっかにあったように思います。


(この写真を撮ったことが何よりの証拠よねえ・・・)


でもね、個人的にはやっぱり
このスタイルは素敵じゃないなって思う。
見せるか見せないか、はっきりしろ、って思う(笑)


なおかつ、中国で体験した

「みんな何も気にしない」

ことが、このスタイルにおける
私にとってのベースになってしまったことも
大いに関係します。


たとえ
化粧がどぎつくて、
短パンからパンツがはみ出ていても、
スカートがめくれあがっても。
それで?みたいなもん。


かつ、「安さ」勝負なところもあって、
生地や装飾、化粧にいたる細部にまで
心が生き届いていないチープな印象は
たっぷりあって。


それに長らく親しんできた私には、
このスタイルを
「ファッション」というカテゴリーで
考えるのさえ、難しかった。


(気にする人も、もちろんいるよ!増えているとも思います)


とにもかくにも、2年前、
この写真をもとにそのままブログの記事にしていたら、
今日のとは全く違う内容になっていたことだけは
はっきりわかる。


そして、私はもう、
二度とファッションについて
あれこれ語ろうなどしまいと誓うのです。



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by tania0418 | 2015-10-31 11:47 | Trackback | Comments(0)

「鹿鳴春」の酢豚

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以前、書いたような気もしますが、
わたしは、中華料理というのがどうも苦手です。


日本にある中華はことごとく避けたまま、
それでも「絶品!」とうなったのは
四川飯店の麻婆豆腐以降、なかったりするのですが。


瀋陽で暮らした2年間、「おいしい!絶句!」
という経験をしたのは、片手で数えるほどの経験しかありません。



そのひとつにあるのが、「鹿鳴春」(ルーミンチュン)。
1929年創業で、蒋介石や張学良、溥儀など、
要人・著名人が利用していたお店として、
いまも存在感ありまくりの高級中華料理店です。


「地球の歩き方」にも当然のっているので
知ってはいたのですが、行くにはちょっと敷居が高い。
(お値段的にも)


ですから、日本人妻の友人に誘われるまで
行くチャンスがありませんでした。


始めて訪れたその日。

黄金の店内に、きらびやかな個室。
接客にも、愛想はないものの、丁寧だしきめ細かい。


特色は「シカ肉」を使ったお料理だそうですが、
私はそういうのはいいんです、
普通の、麻婆豆腐みたいなのでいいんです、
と思っていたら、
同席していた日本人妻の友人にすすめられたのが、
冒頭の写真・「酢豚」でした。


正確には、酢豚、ではないね。

味付けは酢豚にほぼ近いのですが、
カラッと上がった薄切りの豚肉が、
あの甘ずっぱいソースにからんでいる、
東北では定番の「酢豚」(私はそう呼んでいる)です。


んでね、これがものすごく、美味しかったのです。


豚肉についた衣のさくっとした食感、
ソースのさわやかさ、
ひとさら3、4人分というけど全部わたしの!
って言ってしまいたいくらい、おいしいのです。


そんで、これを経験してから、
私はことあるごとに


「ああ、鹿鳴春の酢豚が食べたい・・・・」


とわざとらしく、言うようになりました。




瀋陽人(一般の)にとれば、
わざわざ「鹿鳴春」でごはんを食べる、
なんて、ありえないことです。


あんな高級料理店に高いお金払っていたら
酒がたくさん飲めないじゃないか!


っていう感覚でしょうか(少なくとも夫は)


もっと言えば、


なんで俺が、溥儀が来た店でご飯食べるの?


というのに、近いんでしょうか。
(まったく興味も接点も見出せない、という)



私たちの周辺にいる中国人の友人が

「ねえねえ、今度、鹿鳴春でごはん食べない?」

なんて選択肢をあげてくること、
あまりに「意味がない」「合理的でもない」。


そんな店に行きたがる妻を、家族は


「ああ、日本人妻はこれだからしょうがないよ」


と、あきれていたに違いありません。


けれども、私は

「鹿鳴春の酢豚」

を知ってしまった。


たしかに高級であるけれども
(3、4皿頼めば、300元/6000円はゆうに超える)、
決して手が届かないわけじゃないこのお店に、
ものすごく惹かれていきました。



夫もしぶしぶだったでしょう。
刷りこみの効果もあったでしょう。


夫にも興味が出てきたのか、
この夏の帰国のときにやっと
家族といっしょに、連れて行ってくれたのでした。


案内された、絢爛豪華な個室。


が、あまりにも不釣り合いだし、窮屈だったので、
十一経路が見えるガラス張りの
小さなオープンテーブル席に移動させてもらいました。


どことなく、緊張しているような義母。
はしゃいでいるような、義姉の娘。
もちろん、皆ここで食事をするのは初めてのことです。


やってきた、相変わらず愛想はないけど、
丁寧な接客を見せるスタッフに、
すかさず、酢豚を注文します。


ほかに、スープや、海老の炒め物、
鳥肉とじゃがいものの煮物・・・


どれも、どこの料理店にもある家庭料理のメニューばかり(苦笑)


そして、念願のこの酢豚が目の前にやってきたとき!

ほぼ2年ぶりの、酢豚が目の前に!

しぶしぶついてきてくれて、ありがとう皆さん!

と感動し、口に入れたのもつかの間。


・・・

・・・


あれ?

なんか、・・・・

・・・

前のほうが、おいしかった?

・・・・・・・・・。



老舗の高級料理店でも、
往々にしてこういうことが起きる。


同席の家族は、「あんなに騒いでたわりに、
大したことないじゃないか」と沈んでいる。


「味が落ちた」なんて、信じたくないけど、
これが、素直な食後の感想です。


(ちなみに、2015年8月現在の出来事です。
また変化していくのかもしれない期待を込めて)



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by tania0418 | 2015-10-29 15:28 | Trackback | Comments(0)

夫婦とは認め合うこと

最近、こんな本を読みました。



この作品を知ったのは、
昨年だったか、敬愛する篠原哲雄監督が
この本を原作にした単発のドラマを見たことがきっかけ。


元FBIの夫を持つなんて、一体どんな体験?!
という疑問ほかに、
国際結婚というキーワードにはどうしてもひっかかって
しまう自分がおりますね。


けれど、隣のわが夫とは明らかに別人種。
ギャップありすぎてどうかしらん、
というわけで、読みたいなーと思って、
忘れていました(笑)。


さて、映像化から約1年たって、
ようやく手にしてみたら、
あまりに面白くってあっという間に読み終えてしまった!



数ある「ダーリンは外国人」的なエッセイの中でも、
この本に詰まっている

夫婦間(異文化間)コミュニケーションの数々、

FBI仕込みのプロファイリング技術のエッセンス

は身につまされるものばかり!
はたまた、

ときに、相手の要求に反発したり、受けとめたり
飲み込んでいったりする著者の奮闘ぶりに、

とっても、とーっても、共感してしまいました!



言うまでもなく、元FBIとわが夫では、
あまりの格差に愕然とするばかりですが、
それでも、


「ああ、夫婦の間にあるのは
ただ、存在を”認め合う”ことなんだなあ」


と、別に国際結婚でなくとも行きあたる
この本質こそ、
私が一番欲しているもので、そして
私に一番足りない行為だ、と感じました。


認め合う、なんて言葉でいうと簡単そうですが、
夫婦って、なかなかそれができないですよ。


夫相手に、変なライバル心、出たりしませんか。
私はときどき、あります。
いや、しょっちゅうかな・・・(笑)



私がこの本から受け取ったメッセージは、
認め合うって、つまり、
夫婦という一番身近な存在が、
「互いの成功を願う人」になるってことです。


その可能性を想像するだに、泣けます。


夫婦って、そうあるべきなんでしょうね。


そうしないと、わざわざ制度でお互いを
縛りつけてしまうメリットなんて、ないですよ。


そして、このメッセージに反応する自分は、
現実は程遠いと思っていながら、
誰よりも”そうありたい”と願っていて
実現するのに手間がかかっている、何よりの証です。



以下、もっとも印象的だったシーンから、ちょっとだけ。


コピーライターとして仕事一辺倒で、
結婚や子育てからは遠ざかりつつあった著者が
ふいに出会ったこの外国人と、
あれよあれよと言う間に結婚。

アメリカから日本へ引っ越してくる際、
自分の仕事用に、大統領が使っているのとおなじ執務机をオーダーし、
新居に運び込むことに。
その巨大さ、重厚さに圧倒されていた著者の前に
飛びこんできたのは、こんなダーリンからの言葉でした。


・・・以下、本文より抜粋・・・


この机の設置が落ち着いたところで、
ダーリンは私に、この机を贈るよ、と言い始めた。

「この素晴らしいデスクを買うときには
本当に勇気がいったよ。
新車を買うか、同じ値段でデスクを買うか。
しかし、僕はプロファイリングで習ったことを実行したんだ。
成功する人間は、
自分の未来をはっきり思い描けるような準備をする。
それが現実に手で触れたり、
使うことができるものなら、
さらにリアルにイメージできるからね。
だから、君に成功を贈るよ。」

いいわよ、あなたが使ってよ、と言おうとして、
不意に涙がこぼれた。
私のことをそこまで考えてくれるの?
応援してくれるの?
という思いがけないうれしさがこみ上げてきた。

(中略)

「ミエは自分の仕事の力を信じてきたんでしょ?」

半泣きでこくんとうなづく。

「これからはもう一人、君の仕事の成功を願う人間ができたんだよ」

・・・・・・・

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by tania0418 | 2015-10-26 00:26 | Trackback | Comments(0)

中国における結婚・離婚・再婚

中国で知り合った稀有な友人のなかに、
娘と同世代のお母さんでありシングルマザーがいます。

その彼女に、

新恋人発覚!

したのが帰国間際の出来事。

私もうれしくなって、噂の彼氏に会わせてもらったけど、
人のよさそうな、やさしそうな若者だった。

夏も終わったけど、あれからどうなったかな・・・

彼女と最後にお茶したときに、
彼のこととか、結婚のこととか
根掘り葉掘り聞いちゃったんだけど。

その時の話が、ものすごく
中国の今を象徴しているような気がして
面白かったので、
ちょっとタイムラグがあるんですけど
アップします。


家族を重んじる姿勢とか、
結婚観とかは聞いていると新鮮だけど、
思い悩む姿は「生きること」そのものです。

本人は必至だけどね。
彼女には、ブルース・リーの言葉を借りて

”Don't think, Feeeeeeel it!”

っていう言葉を贈りました。


====(本人、談話)====

彼(新恋人・本人は友人のひとりと言うけど)はね、
娘のために借りた小学校の近くの、
マンションのオーナーなのよ。


知り合って1年近くたつんだけど、
私が保険の仕事をしているもんだから
商品を紹介したりしているうちに、仲良くなったの。


うちのお母さんはすごく期待しているみたいだけど、
彼はまだ若い。2歳も年下なんだよ。


できればもう少し年上で
モノ静かな大人っぽい男性がいいんだけどな(笑)


彼は、東北大学の大学院を卒業して、
マスターディグリーを持っているの。
メーカーのエンジニアとして就職はしていたけど、
いまは転職活動中。

もう少し、勉強を続けたいみたいなんだよね。


そうなると、うーん、結婚相手としては
どうなんだろうね。
仕事も不安定、車の免許も持ってない、それに年下。


それにね、まだ本当に信じられる人かどうか、
それがわからないよね。


昔、10年付き合っていた女性がいたらしいけど、
彼女の存在を両親に全く伝えていなかったっていうの!
それって、ちょっと怪しいよね。


私だったらそんなことありえない。
両親に誠実であるってのは、一番基本的なことだと思うの。


どうして両親に秘密にする必要があったのか・・・
彼はやさしい人だけど、
本当に誠実な人かどうか、わからなくなるよね。


だけど、これは私も驚いているんだけど、
顔が前の夫に少し似ているんだ。

親友に言わせれば「似すぎ!」だって(笑)


(元夫の微信(中国版twitterみたいなやつ)に
使われているプロフィール写真を検索してみたら・・・激似!)


ほんとに、変な縁だよ。
娘もどっか安心してなついちゃってるしね。


・・・前の夫はね、
ニニが生まれて3年目に、
私たちの結婚式にも参加していた
友人だった女の子とデキて、そのまま。


つきあって10年たっていたけど、別れる頃には、
もう全然知らない人みたいになってた。


実はね、結婚前にも浮気されたことがあったの。
そのときにキッパリ別れていればよかったんだけど・・・
私がバカだった。
結局、自分しか愛せない人だったんだよね。


離婚してから今まで、
養育費だって1円ももらったことないし、
この2年、ニニへの連絡も一度もよこしてこない。


赤ちゃんも生まれたらしいって、人づてに聞いたけど、
要するに、元夫はもう私たちに関わりたくないのよ。
邪魔だと思っているのよね。



あの人は、私たちのことを好きだと言ってくれるし、
毎日気遣って、様子を見に来てくれる。


娘も、「まま、あのひとと結婚したら」なんて言ったり
するから困っちゃうよ。


あの人が本当に信じるに値するかどうかは
まだわからないけど、
もし結婚するとしたら、私にとっては、
娘を受け入れることが第一条件。


それに、私はもう、子どもは産むつもりないの。

私、もうニニのお母さんだけで十分なんだ。

それだけで十分、しんどいの(笑)。
これ以上の負担は無理だし、本当にこれで十分なんだよね。


それを、彼は理解してくれるかしら。
向こうの両親だって、私たちをどう受け入れてくれるか・・・


まだ、始まったばかりだから、
これからどうなるかぜんぜんわからないし、
ゆっくりでいいと思ってる。

自分の気持ちもよくわからないしね。


それに、もう一回人を信じるのは勇気がいるよ。
それでまた・・・


確かに、気遣ってくれるし、やさしいし、
好きだと言ってくれるけど・・・


私、結婚するのが、怖いんだよ。

また裏切られたら、と思うと、本当に怖い。
もう一回、人を信じようって勇気が全然出てない。

人を信じるのが、怖くてたまらないんだよね。


だから、彼とどうなるか、ほんとうに
わからない。ぜんぜん、わからないんだよね。

=====



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by tania0418 | 2015-10-22 23:22 | Trackback | Comments(0)

はっきり言うな~

さて、中国人夫が、片田舎でいろいろと
やらかしています。


いや、本人にはそんな自覚ないんですけど、
私はひやひやです。


夫がやらかしているというのは大袈裟かもしれませんが、
中国人というのは、やたら物事をはっきりさせたがる
欧米系の人が多いです。


たぶん、言語がそのような思考回路を求めているんでしょう。

主語も
なにがいくつあるなどの数量も、
行動も、
パキッと明確でないと、つらい、らしい。


それを後押しするのが、瀋陽ではあたりまえの

「安かろう悪かろう」

の文化です。


つまり、

「この値段でこのレベルだってのを了解して
ここに来てんだろッ」

っていう店側の心理を承知しているからこそ、

「おいしくないなあ、まあこの値段じゃ仕方ないか。
でもこれちょっと、味付けしなおして」

って、サクッと言ってしまえる、ということです。


これ、瀋陽では言わないと損です。

黙って、店側の言うとおりのものを受け取っていたら
バカを見ること間違いなしです。

だからこそ、
店で何をしても、何を言ってもお互い

オールオッケー

なわけです。


だけど・・・
その調子で、こんな日本の田舎で

「うわ、まず!」

「なんだこれ、今日買ったら明日壊れるよ」

っていうのを、食事中に言う、店先で言う。


そして、気になるところがあれば
堂々と「なんとかしてくれ」と告げる。


以前、日本にいたときにはそうでもなかったんだけど
中国に帰国して3年、どっぷりここから
抜けだせないようで・・・


たまに、これを日本でやるんだよネ。

しかも、こんな田舎でネ。


「こんなに取り皿、いらないよ!」

とか、

「これ、保障つけてくれないの?」

とか

「味うすいね、返品する?」

とか

・・・・・・・・


これ、同席している私がけっこう辛いんですよね。

どっちの気持ちもわかるから、
なんか一人で板挟み感覚を味わってしまえる。


そんで、私はいちおう、日本人側にたって、

笑顔で、

「これって、返品できます?」(ニコッ)

って言うようにしているけど、
すまなそうに答える店員さん見てたら
それ以上は言いにくい。


だけど、隣の中国人はそれでも
引き下がらないことが、まま、ある!


そういうときは、あとで私が夫を叱ります。


言い分はわかる。

言いたいことも、
なぜあなたがそうはっきりとものを言うのかも、
私はここにいる誰よりもわかっている。


だけど、もし、日本でそれをやるなら、
すくなくとも、誰かにお願いをするなら、


丁寧な日本語で、
作り笑いでもいいから笑顔で、
言ってごらんよ。



というのですが、
これが、なかなか変わりません(涙)


「いらない」

「返品して」

「まずい」


という単語でしか、語れない夫。

性格や日本語力の問題もあるんですけど、
決して威圧的な自分を誇示しているのではなく、
しみついた、自己防衛本能なんだろうなあ、と悟るばかり。


はあ。


ますます、別居婚への道のりが続いていくような
気がしてならない今日このごろであります。


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by tania0418 | 2015-10-22 09:16 | Trackback | Comments(0)

別居婚のメリット

瀋陽は朝晩、気温2度程度だと言いますが、
在住のみなさん、大丈夫ですか?


秋晴れが続く日本。
大陸はもう冬支度だなんて、想像つきませんねえ。



私たちの結婚生活は、現在は
「別居」という形を取っているのですが、
年に2、3回、お互いが行き来して
なんとか家族の体を整えている感じです。



久し振りに会うと、新鮮ですしね。
不要な喧嘩もないし、
好きなことしたって邪魔されないし、
別居は私たちに向いているかもしれません。



だけど、私たちみたいに、
マイペースかつ自分勝手かつ頑固
なキャラが別居すると、
とことん、離れますね(笑)


1週間連絡が来ないからって、
お金をどのくらい使ったって、
だれとどのような形で遊んでいたって、

「あ、そう」

で終わる。


これは愛情の欠如ではないかと、
真剣に悩んだこともありますが、
これは私たち夫婦のカタチなんでしょう。


お互いのこと、たいして気にしないほうが
うまくいくっていう、
10年目の結果なのかもしれません。


夫婦が一緒にいなければいけない、
というのももしかしたら幻想・・・?


私にはまだよくわかりません。



けれど、離れていると
いいこともあるんですよね。
新鮮さもそうなのですが、
お、いいね! と思うことのひとつに
言語問題があります。


わが夫は国語力、読解力というものがありませんから、
2、3か月日本を離れていると、
日本語がものすごい面白いことになっているのです。


つい昨日も

「これ、誰のコーヒーの?」(コーヒーなの?と言いたかった)

「かべはどこ?」(なべはどこ?と言いたかった)

「カルビ食べたい」(”ビ”にアクセントが…)

などのニアミスを連発。


いちいち訂正してしまうのも面倒だし、
かといって、
一瞬会話が止まるし、
なんかじわじわくる。


で、本人は、ミスに気付かず
ケロッとしてるのがまた、さらに
じわじわ面白かったりして。


帰国するたびに、なんか面白い外国人を見るような気がして、
これは離れて暮らすメリットのひとつだなあ、と
わが夫に関しては、思うわけです。


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by tania0418 | 2015-10-21 09:36 | Trackback | Comments(0)

1年たちました。

「結婚記念日」って、入籍日?
それとも、結婚式を挙げた日?


瀋陽で結婚式をあげて、昨日でちょうど1年がすぎました。

早かった。


地元のお祭りも重なって、
まあ、「記念日」らしいこともなにもないんだけど、
ちょっと脱皮したあの日から1年たった
というわけで、ささやかにお祝しました。


といっても、近所のケーキ屋さんで
ショートケーキ買って食べただけですけど・・・


夫が瀋陽より帰国中です。
別にこの日に合わせてってわけじゃないんだけど、
あれ、合わせてくれたのか?
よくわからないけれど、でも
いてくれてありがとうございます。


懐かしい写真をシェア。
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旧・大和ホテルでの宴会。
ビールタワーを作って待ち構える友人たち。
(全部飲まされましたよ・でないとお祝儀をくれないのです)

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たばこに火をつけてまわるのが新婦の役目。
その後、お祝儀を受け取ります。
a0279234_10330769.jpg
最後の記念撮影。
ほら、あの飲み会に誘い続けてくれた友人たちと(笑)


写真はすべて、友人カメラマンの村林千賀子氏。
わざわざ瀋陽まで来てくださって、
ほんとうに素晴らしいドキュメントをありがとうございます。



思い立って、ランキング参加します!

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by tania0418 | 2015-10-19 10:40 | Trackback | Comments(0)

飲み会を断れなかったあのころ

瀋陽に引っ越してすぐ、わたしはものすごい
不機嫌でした。


もうなにもかも、ヤで
誰かを責めたい気持ちでいっぱい。


ネガティブな感情が高ぶるばかりで、
毎日、夫とは喧嘩。


そのうち、
中耳炎をおこしたり、
頭痛で嘔吐したりして
体が完全にバランスを失いました。


このころ、一番つらかったのは、
夫の友達に誘われた飲み会に参加すること。


1回や2回ならいい。
だけど、毎週かならず、多いときには
週に2、3回。


10人ほどの仲良しグループが
持ち回りで誘いあい、たいして更新されていない
お互いの状況を共有したり、馬鹿話したり。



延々とつづく、どうでもいい会話に、
私はまったく入っていけず、
なおかつ、話かけられてもいちいち「?」で
会話をとめなきゃいけない私の世話など、
誰もしてくれないわけで(夫はこういうとき、ほんとうに冷たい)。


3、4時間、ひとりで黙って座ってる。
それも週に2回も3回も。


今なら、ですよ、

行かなきゃいいじゃん、
途中で変えればいいじゃん、って
わかるんです。
そりゃあそうよ。


でも、瀋陽に来たばかりのあのころは、


誘ってもらって来てるのに、
帰ってしまっては失礼ではないか。


との思いが消えませんでした。


試しに「行かない」といってみるのだけど、
今度は
「それはできないよ、あなたが呼ばれてるんだから」
と言われてしまうことも大きかった。


押しの強い中国人気質にはかなわない、
という先入観もありました。


今ならわかる。


冷静になって考えてみれば、
誘う側にも、夫にも、
メンツみたいなものが、あったんですよね。


大切な友人の奥さんを、俺たちがもてなさない
わけにいかないじゃないか、という誘う側のメンツも。


一緒に誘ってくれているのに、俺ひとりで行くわけ
にいかないじゃないかという帰国したての夫のメンツも。


中国の人間関係に通底するこの、
チョウ・基本の価値観。


しつこいけどね、
今なら、今ならね、わかるよ。


途中でかえったって、ぜんぜんいい。
いや、今日は飲みたくないから行かない
って言ったって、要は、

”どのくらい自己主張できるか”

っていう、それだけだったんです。


中国人の友人たちにすれば
「だまってついてきてるんだから、来たいんだろう」
と思ってたはずです。


だけど、当時にはもちろん、
夫にも、私にも、
理解のギャップを埋める
すべ(心の余裕)がなかった。


そんで、周囲にぶつけられないもんだから、
帰ってきてから夫に物を投げる(笑)



ああ、あのときのことを思い出すと、
自分よくがんばったなあ、抵抗したなあって
思うんですよね。あはは。



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by tania0418 | 2015-10-16 09:05 | Trackback | Comments(0)

中国好声音

音楽で言えば、
わたしが瀋陽にひっこしたころ、ちょうど

「中国好声音」

というテレビ番組が大流行しました。


いまはシリーズ化されているようなので
ご存知の方も多いと思いますが、


これは、
素人の歌い手が、背中を向けて座っている
4人の審査員の前で歌うという、いわばオーディション番組。


審査員は、
歌い手の顔も、パフォーマンスも見ることなく、
その「声」だけで、
”この人を弟子にしたいかどうか”
を判断します。


設定上は、その歌手の「弟子」になる、ということでしたが、
ようは「合格」かどうか、ってことなんでしょう。


歌い手にとっては、
1曲歌い切るまでに、審査員をひとりでも
振り向かせないと、落選。


「I want you!」ボタンが押され、
審査員の席が回転すると、
やっと歌い手の顔を目にするという
その設定も、なんかワクワクしましたよ。


審査員と歌い手が目があう瞬間とか、
予想外の見た目に驚く顔とか、
そういうのも、見ものでしたよね。


いま、もう何年目よ。


そのまま芸能界入りした人も多いみたいだし
なんか、若手の登竜門みたいに
なっているのかもしれません。



日本のこの手の番組に比べたら、
作り手の意思がはいりまくっているという、
今となっては、
もう身も蓋もない番組になりさがっていること
でしょうけれど。


でもね、

それにしても、

中国で、ですよ、


ライブ感があって、
しかも、素人でもチャンスがある、
美人じゃなくても、田舎育ちの貧乏でも、
実力さえあればチャンスがあるっていうノリ?


それが受け入れられるのって、
やっぱり、新しいことだったのかもしれません。


中国って、外からみているとわからないんですけど、
明らかな身分制度みたいなものがちゃんと
あるんですよね。


そんでもって、底辺だと思っている人たちは
死ぬまでそこで生きていく、
一生抜けられない、と思っているんです。


だからこそ、海外に出たし、
中国以外のものがすばらしいと信じているし、
とくに、70年代までの生まれの中国人はそうですよね。


そんでもって、この番組を、
夫みたいな、音楽のおの字もしらない夫が支持したのが
やっぱりおもしろいな、って思いましたよ。


結局、その世代って
どっか上記のような冷めた感覚、強いんですよね。
どうせ頑張っても犬、みたいな。


だけど、80年代以降はそうじゃない。
自分を犬だなんて、思ってないよね。


だのにだのに、
夫からすると、明らかに「見た目」や「出自」なんかは
「下」なんだって思っていることです。


そういう人たちが活躍するのを見て、
犬でもがんばったら星になれる、っていう解釈もできる
ことが、意外に面白かったのかもしれません。


この番組もそうだったんだけど、
以外に中国について見おとされているなと思ったのは、


音楽や、文学、
自分の表現できることを通じて
楽しく生きていこう


って思っている人が、
断然、増えていることです。


それができる環境が整いつつあるってことでもあるよね。


そういう人たちが
ほんとーーーーに、たくさんいる。


もう、日本だからって、海外だからって鵜呑みにせず、
自分たちでいいと思うものを生み出そうとする世代。


身分制度みたいなものがあるといったけど、
個人は決して、そんなものに振り回されていない、
っていう気づき。


私自身、
そういうエッセンスに触れられたことが、
中国に対する見方(の癖みたいなの)を大きく変えてくれました。


よかったら、ちらっとのぞいてみて。「中国好声音」
http://v.qq.com/voice4/?ptag=baidu.voice4pz.bk1
※中国サイトです。





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by tania0418 | 2015-10-11 16:08 | Trackback | Comments(0)

仕事おわりの雑記

仕事と自分においつめられた
一週間でした。


いい具合に気分転換ができればいいのですが、
一旦書きはじめたり、仕事するモードにはいると、
切り上げ方がわかりません。


やめ時がわからないというか、
気がついたら3、4時間ぶっとおしで
パソコンかちゃかちゃ・・・(目が充血)


熱中しちゃう自分は、自分で許しているのですが、
目や肩の負担にあとで気がつくのって、
この年ではあまり、いいことではないような気もします。


どうしよう、結構、
最中は楽しんでいる気もするんだけど、
これでいいのかな・・・悶々とします。


そんな具合で、最近、自然と興味を持ったのが、

音楽

です。

厳密には、音楽療法、のほうですね。
疲れた自律神経を、音楽によって癒そう、解放しよう、
というアレです。


確かに、かけとけばなんとなくリラックスするし、
終われば、「あ、終わった」って気がつくし。
(気がつかないこともあるけど)


しかも、歌詞の入っていないものだと、
結構、仕事にもドライブがかかっていいような気がする!
あ、逆効果?


だけど、いい音楽、気分があがる音
自分の好きなメロディーについては、
まったくアイディアがない。


ので、とりあえず、CLASSIC
から始めることにしました。


音楽家によって、
伝えたいこと、伝えるための手法が
これほどまでに違うものなのか、と
アンサンブル仕様のCDを聞きながら思います。


今のところ、やっぱりショパンが好きかしら。


もっと、いろんな世界がありそうですね。


音楽については、ほんとうに全く
何も知らないので、お部屋のBGMに素敵な
メロウなものがあれば、ぜひ教えていただきたいです。


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by tania0418 | 2015-10-11 11:39 | Trackback | Comments(0)


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。 お問い合わせ、そのほかはこちらへ。ken76ya@hotmail.com


by tania0418

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