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五経街がアツイ

急に冷え込んで、
日本の12月なみの寒さとなった本日・・・

瀋陽は8度です。


子どもに冬服を着せたらいいのか
どうなのか、まったくわかりません。


ここで8度は冬なのかどうなのか・・・


わからないまま、厚手のトレーナーを上着に着せて
幼稚園にいかせたら、
お友達はみんな、ダウンコートだったよ。



おまけに今日は、雲がとても厚く、
徹底的にどんよりしたお天気。


こういうときは、
素直に低気圧に完敗することにして、
体調と前向きな気分が戻るまで、
家でおとなしくすることにしました。


ここ最近、はまっているエリアがあって、
今日も行きたかったんだけどね・・・


今日いけなかったぶん、ここに
思いのたけを書きこみたい。


そこはずばり、
領事館の北側あたり、
南市場の地下鉄駅周辺のエリア


「北五経街」!!


(目がハートマークになりそう)



つい先日、日本へ帰国してしまう友人と
最後の晩餐in瀋陽を楽しんでいたところ、


「最近、こんなところに、こんな素敵な店が」


と見せてもらったその店の写真に、
一目ぼれ(笑)。


店名と場所を聞き出し、さっそく乗り込んだのは、
花屋さん。


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Molly Flowers/墨里花
店構えが、
瀋陽にあるまじき、繊細さです。

訪れたこの日は、あいにく店主は出張中でした。

が、たまたま留守を任されたアルバイトさんが、
来年日本へ留学するという、とってもかわいい学生さんで、
日本語をあやつったので、いろいろ聞けた。


ここは、
生花の販売というより、
フラワーアレンジメント、
プリザーブドフラワー
などが主力商品のようです。


なぜ動物はおろか花にもなさそうな私が
ここへやってきたかというと、
そろそろ間近に迫ってきた、
自分の結婚10周年パーティ@ヤマトホテル
のために、ブーケを注文しようと思ったのです。


(これから店主とやりとりします。楽しみ~)


なにより花屋さんの素敵さは、
行っていただければわかると思うのですが、
(お値段もすごいけど)
瀋陽にこんなハイセンスなお店があるなんて、
ほんとーにびっくりしたん。


聞けば、オープンして2カ月程度なんだそうで。


夏場はかき氷とかも出すカウンターも
併設してありました。


ふむふむ。
考え方が、瀋陽じゃないな。


そういうわけで、この花屋さんをきっかけに、
五経街エリアをほとんど初めて訪れたわけですが、
歩いてみれば、いやはや、ほんとうに楽しくて!


なぜなら、カフェがわんさか見つかるんですよ!

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ぜんぶ閉まってるね・・・
瀋陽のカフェは11時オープンが一般的。
興奮しすぎて朝早く乗り込んでしまった日に
写真をとりました。


ちょっと道をずらして、
北四経街、八緯路もあるいてみたけど、
ほらほらほらー、ってな具合に
どかどかカフェが見つかるんです。


こういったお店、ほとんどが一般的な団地の
1階に作られています。

リノベーションしてつくった新しい空間と、
古い建物とのコントラストがたまらなく、いいんです。


誰に頼まれなくても
日本に完全撤退するまでに
ひととおり網羅したい意欲に駆り立てられます。


なんと、コーヒー豆を焙煎してくれる
珍しい店も見つけたよ。
(北五経街の道沿いにあります)


たまたま通り過ぎたときに
ちらっと入って、店内でコーヒーを飲んだんですけど、
それがまた、おいしくて!


日を改めて、豆を買いに、と二日連続
訪れたりしたんだけど、
あれから、二度とオープンしているのを見てないんです。

看板もだしてない。
営業時間もなにも、わからない。

本業は卸かもしれないし、
もう、ほとんど気分で開けているような店なんでしょう。


あの日、あそこでコーヒーを飲めた奇跡が
日に日に増してくる。


ますますたまらない五経街であります!!




いやはや・・・(ためいき)


日本でなら、
週三日営業のこだわりカフェやパン屋さんは、
何度も取材にいったけど、
なんと瀋陽にもあるんだわさ。


まじで、新鮮な驚きに
満ち満ちていて、私いまとってもしあわせです。。。


ここって、歩いてみればわかるけれども
市政府関係の施設や軍関係の住宅?
が多いためか、
中心部なのにとても静かです。


住宅街でもあるようで、
そのわりにゴミも少なく、
どこか浮世離れした空気が流れている


先日、案の定来るのが早すぎた五経街で、
開店していると思って入ったら準備中だった「Keep in touch」
というカフェで聞いたんです。


対応してくれた、
ぶっきらぼうだけど日本語を少し話す、
中国医科大学の学生アルバイトさんによれば、

この店もオープンして1年ほど、
このエリアに外国人が多いってわけでもないけど、
カフェが多い理由のひとつには、
オーナー同士が知り合いだったり、
声をかけたりしてオープンするケースがある、
と教えてくれました。


そうなんだ。やっぱり。


最近カフェが増えたなーと感じていたのは
間違ってはいなくて、
この五経街のカフェ連鎖も、
この1、2年の間にうまれたできごとのようです。


変わるねー、瀋陽変わっていくねー!


カフェ好きじゃなかったら、
たいして面白くない場所なんでしょうけれども。


ここ、新しい空気のにおいがする。

若い人たちのアンテナが、ここに向かってる。

たぶん、学生エリアだってこととも関係があるね。

医科大学がわりと近くにあるもんね。


楽しそうなこと、
熱意と得意なことを掛け合わせて、
しかも、ゆるい瀋陽のシステムに適応しつつ、
かつ低価格で(まだ今なら)、
進められているんだと思います。


いいなー私もカフェやりたいなーここで!!


って思っちゃいました。


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ほらほら、ここも工事中。
絶対カフェになるよ。
テラスっぽいものみえるもん。


わくわくが止まらない、五経街なんであります!!



しかし最近、
コーヒー飲みすぎてる・・・(汗)


しかも、ここの貨幣経済で生きている
私が、コーヒーにほぼ毎日
20元~30元払っているなんて、
家族にも全く大きい声では言えません。


が、家族は
私の唯一の気分転換&リセット習慣だと知っているので、
そっと放っておいてくれています。
(ありがとう)


カフェイン摂取量もときには気にしつつ、
カフェを見つけたら
ついつい足が動いちゃうんだから、しょうがない。
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別の日、このエリアでもわりと老舗っぽかった
「Zakka Coffee」へ。

Molly Flowersのお隣、赤い壁が目印の
カフェです。


店名を見て、

「わあ、雑貨カフェなんてあるのぉ!」

と、内心かなり興奮気味に入ったけど、
インテリアが雑貨で埋め尽くされているだけでした。

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物がない状態とか、インテリアがシンプルとか
たぶん、中国の気質じゃないんでしょうね。
どうも雑貨があふれすぎているように感じるのは
私だけでしょうか。
テーブルの上のティッシュは瀋陽のなごり。


だけど、いま気がついたけど、
よく考えたら「zakka」って日本語じゃん。

なんか関係あるのかな、聞けばよかった。。


ヘーゼルナッツコーヒー、
おいしゅうございました。
ついでに頼んだチョコレートケーキの
お皿がかわいかったよ。

とにかく、
コーヒー好きには、五経街、おすすめです。
私はこれからしばらく、入り浸ってると思います。
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by tania0418 | 2014-09-30 01:39 | Trackback | Comments(0)

動物から見た中国って、どうなのかわからない

動物って、みなさん、興味あります?
わたし、ないんですよね。


人間以外の動物に、あまり興味
持ったことがない。

その前に、自分のことに必死ですかね。
断然、子どものことよりも、自分のことばっか
考えてますね(笑)。


いや、私だって、子どものころは犬とか猫とか
それなりにかわいいと思ったし、
飼いたいとも思っていたんですけど、
大人になってからは・・・。


動物実験反対!とかいうのも、
自分のこととは思えなかったし
動物といっしょにいたい♪なんて、
思ったことないんですね。

どちらかといえば無関心、です。今も。


だけど、
こちらに来てみると、野良犬、野良猫、
けっこういるんです。


ペットも多いです。
同時にペット愛も、増殖している気がする。


散歩はロープなしで放し飼いしてるし、
ふんなんてそこら辺におちてるし、
最近でこそ、
服を着せられたり、白い毛の一部を
ピンクや黄色に染められたり、
こぎれいにカットされてる犬を見ることもあるけど。


実家の近くでも、
まあ、小汚い雑種の犬が飼い主の後ろを
ぴょこぴょこついてく・・・っていう風景をよく見かけます。


それでまた、
そういった犬たちって、知らない人のそばを通り過ぎるとき、
吠えるでもなく、すり寄るでもなくて、
みんな、おとなしい。

立ち止まりそうになっても、
「こっちこい」という飼い主の言うことを
とてもよく聞くんですね。


以前は、犬とすれ違うときなんか、


あー噛まれたら狂犬病になるぅぅーーー(滝汗)


と思いながら、
目をつぶって歯をくいしばって
立ち止まったりしていたけど、


今は、
ここですれ違う犬がずいぶんおとなしいことを
理解したので、素通りです。


みんな、飼い主に相当、しつけられているんだと思います。


だけど・・・

ここでペットとして飼われている動物たち、
人間の暴力によって
しつけられているケースがほとんどじゃないかと
思ったりするんですよねえ。


言うことを聞かないと、殴る、蹴る。


もう、ぎゃんぎゃんに、やっつけてる飼い主を、
わたし、何度かみたことがあります。


小型でも、大型犬でもね。


日本でみかける愛玩にちかい溺愛のしかたとは
真逆をいくケース。


動物に興味のない私が、
こんなことを言うのもなんですけど、

それは動物に対して、あんまりじゃないか・・・

と、思うことが多々あるんですよねえ。


元来の犬好き、猫好きの方がみたら、
号泣してしまうんじゃないかと思うような。


私だって、わからないなりに
動物の気持ちを考えてみたりします。

だけど最後は

「ああ、ここではペットは友達や家族じゃなくて、
道具とか飾りなんだなあ・・・」

って、思うくらいで。


動物たちとの距離の取り方が
よくわからないからこそ、この程度の感想で
終わっちゃうんですよね。



犬や猫を、簡単に飼ったり、捨てたり。


市場には、交尾のためだけに犬猫を
そろえているペット屋もあって、
血統種と自分とこのを交配させて、
生まれた赤ちゃんを高値で売るっていう商売も、
けっこうある。


こういうビジネスが、ペット業界では普通のこと
なのかどうか、私にはわからないんですけれど。


なんというか、ここでの動物の扱われ方、
たぶん、かつて日本も同じように通ってきた道なんだろうけど、
やっぱり、うーーーん、って唸っちゃうところ
あるんですね。


私には、
動物の気持ちなんて、よくわからないですよ。


だけど、動物だって、生きてるわけですから。


生きているものを、こんなふうに扱えるって、、、、、
私が日本で育ったせいなのか、
まだなんというか、整理できないんですよね。


もちろん、大事にされている動物さんたちも
たくさんいるので、私が書いていることだけが
真実じゃないんですけど。



動物は好きじゃないけど、
人間が、他の生きているものに対して
そんなに偉そうにできる理由って、
ないと思うんですよね。

可愛がりすぎたりするのとかも、
同じかもしれない。

「存在」って、そういうことじゃない。

あるがままっていうことだと、
哲学者・池田晶子さんの『人生のほんとう』
(トランスビュー/哲学入門におすすめ!)
という本から学びましたけれども、
私もそう思うんですね。


だいたい動物に対する接し方って、
人に対する接し方にも出ますよね。

ここに身分制度が残ってることとも、
あながち無関係じゃない気がするけど・・・


あるがままを認められないのは、
やっぱりこう、
どこか心が弱ってる、と思ったほうが
いいのかもなと、私は思っています。


まあねえ。


お肉も食べるし、
動物をかわいがることのない私が、
ここでの動物の扱われ方について
何をいったって、うそくさいんだけど。


私なりに、
なんとなく釈然としない、
ということが言いたいんであります。


・・・


ところで先日、
娘の幼稚園で、秋の親子遠足がありました。

行ってきたのは、
「怪波東北虎園」(GuaPo NorthEast Tiger Park)。
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(バスの中で爆睡してたので詳しい地理は
よくわからないのですが、チーパンシャンの近くです。)
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世界に数少なくなった虎を保護する目的で、
管理されているトラ公園です。


放し飼いで保護され、
えさをやるときは、鳥を投げ込むのだそうです。


私たちはそのエリアを
サファリパークのように、バスにのって移動。

屏風の中でしかちゃんと見たことないような
美しい虎さんが、うようよいた。


日本の動物園にいる虎より数百倍元気です。
それを、まじかでこんなに大量に見られる環境って、
すごい。

さすが、チャイナです。
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ここにいるのは
「東北虎」とよばれる種類の虎だそうで、
もう500匹程度しか現存しない希少なトラなんだそうです。

こうして、自然に近い形で飼育して、
保護活動している公園なんでしょうね。



バスを降りて、入る動物園エリアにも入りました。

ライオン、ヒグマ、くじゃくなんかがいました。

子どもたちも、おおはしゃぎですよね。
私も、すごく興味深かったです。


ですけれど。


ライオンもいて、
虎もいて、
ヒグマもいて、
その次にいた、この動物を見た時、
衝撃が走りましたよ。


Liger(ライガー)/獅虎獣。

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なぜだか、
見てはいけないものを、見てしまった気がした。

聞いたことはあったけど、まさか、こんなところにいたとは。


ライガーは、
お父さんライオン、お母さんトラから生まれた
動物です(写真はオス)。


解説ボードには、

自分では生殖能力をもたず、自身も長生きできないこと。

すべて人工飼育のもとで生まれており、
世界に10匹ほどしかいない希少動物であること。

等、うんぬんかんぬんが書かれています。


それを読みながらすばり、


かけ合わせる必要、あったの?


と思ったのは、私だけだったんでしょうか・・・


日頃、動物についてあれこれ感じていた矢先の、
ライガー。


ここへ子どもたちと一緒に来られて、
本当に楽しかったけれど、一番よかったのは、

「自然」が最高で最善だ

という私なりの思いが強くなったってことです。


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子どもたちはこういうので十分たのしい。
動物が・・!人間が・・!とか言わないし(笑)。
子どもって、ほんとすごいと思う。


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by tania0418 | 2014-09-25 15:28 | Trackback | Comments(0)

愛国と秋

こちらに来てから、
何人かの日本人のお友達ができて、
ときどき集まってごはん食べたりして近況報告しあう
などしていたんですけれど、
そのうち、ひとり、またひとり、と帰国され、
だんだん、見送るほうが多くなってきた2年目の秋です。


最初は実感わかなかったけど、
見送るっていうのは、やっぱり切ないですね。


また日本で会いましょー


なんて、言っててもだからこそ
いつになるかわからない。


瀋陽でだって、たいして会っていたわけじゃないのにねえ。

秋風のせいでしょうかねえ。



さて、というわけでもないのですが、
私たちも、いつを帰国日にしようと相談するように
なってまいりました。


こちらへ来て2年。
娘はもはや地元っ子で、中国語ぺらぺらになって
しまいましたが、
そろそろ就学年齢です。


日本国籍である娘には、中国戸籍が
ありませんから、公立小学校にいれるとすると
そうとう賄賂が必要かもしれません。

そもそも私たちにもうちょっと財力があれば、
私立のインターナショナルな学校も選択肢に入ってくるんでしょうけれど、
夫婦ともども、自営業まっしぐらなもんですから、
おいそれと、コネもない学校に入れられるわけがありません。


娘は、日本で小学校かな・・・。


残り少ない瀋陽での時間を
いかに楽しむか、そればかりを考えて過ごしています。



ところで先日、この9月に小学校に入学した
中国人のお友達のところに遊びにいったらですね。


我愛祖国、我是中国人、敬愛国旗・・・


とかいう一連の言葉を暗記して
披露してれて、それはそれでとても愛らしくて
素晴らしかったんだけど、
公立小学校に入れば娘もこれを暗記することになるのか・・・
と思うとちょっと、気持ちが暗くなりました(笑)



私たちが子どものころは、君が代こそ
覚えたり、練習したり、意味を読解したりしましたけれど、


祖国を愛しています、国旗を大切にします、私は日本人です!


なんて、自虐ネタでしかありませんでしたよね。


いやあ、ほんと、ちょっと否定しすぎてたかな?
って思うくらい、教科書から「申し訳ありませんでした」
がにじみ出ていた気がします。


とくに、私が育った地元・愛媛は、
広島の平和教育の影響もすごく強く、
原爆ドームは必須の見学場所だったし、
戦争とはなにか、私たちがアジアで何をしたか、
被害者、加害者ってことについて、
それはそれは教えられ、考えさせられたものです。


それがいいか悪いかは自分で判断することにして、
そもそも教育というのは、
時代に左右されるもんなんですよねえ。

だからこそ信用ならないともいえるなあと。

私自身は、そう思うようになりました。



とはいっても親としては、
「学校」があるから助かる部分もあるわけなので、
そのことには感謝しつつ・・・


だけどやっぱり、愛国教育が、
誰かを締め出す傾向があるってことには、
親も教育者も、ちゃんと気づいておいたほうが、いいですよね。



だって、この世界には、
いろんな「国」があるわけじゃなくて
いろんな「人」がいるだけですもんね。



そういえば、先日の9月18日は、たいへん
おとなしく過ぎ去ったようですけれども
(一部の主要箇所では、9時18分に車が
いっせいにクラクションを鳴らすなどして終了)。


2年前、声はって「小日本」「日本鬼子」を
叫んでいた人たちは、
いったい、どこへいったんでしょうか。


ほんとうに、信じられるものは、
教育でも、○○運動でも、制度でもなくて、
自分の感覚、だけなんだなあと思う秋。


ああ、なんだかどうして切ない季節です。

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ひまわりの種が鳥のえさではないことは
我が家の10年前からの常識ですが、
炒りたてのほうがおいしいということに
気づいたのは最近です。

いつもはスーパーで袋入りを買っていたけど(夫が)
この日は、量り売りしてるところで買ってみた。芳ばしくておいしくて、止まらない!
食べるのがめんどうで遠ざかっていたけど、
炒りたてを知ってからは、皮をむくスピード上がってる気がする。



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by tania0418 | 2014-09-23 15:49 | Trackback | Comments(0)

中国の結婚式とは集金である

夫がお付き合いのある友人が、結婚式をするというので
参加してきました。

中国の結婚式は、ホテルやレストランで
行われるのが一般的。

この日は、五馬路にある「天都飯店」が会場でした。
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入口にバルーンを飾るのが、チョウ一般的。
週末になると、このバルーンがいたる飯店の門に
飾られています。


夫は、朝6時からお手伝いに駆り出され、
(新郎の親せき方の送迎)
忙しかったようです。


9時ごろ会場にはいり、
新郎新婦が到着するのを待ちました。

キタキタ。

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花飾りをつけた車が10台ほど連なって
家(新居)から式場までを移動するのが
ひとつのパフォーマンスで、これがまた
市内の渋滞のもとに・・・


中国型クラッカーでお迎え。
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この日の主人公は、20代のカップル。
二人で、ベビー用品の店を切り盛りしています。


というわけで始まったお式は、やっぱり
日本のそれとも違うし、
伝統的な中国のそれとも違うと思うし、
あっさりしてるというか、
こってりしてるというか、
お祝いしていいのかなんなのか
複雑な気持ちになりました。


親族はじめ、会社関係者、友人、その家族・・・

総勢300人近い人が集う大規模な
パーティではありましたが、
司会者がありきたりのキメ台詞で
新郎新婦を迎えると、
日本でいう「人前式」のような結婚宣言。


その後、
シャンパングラスタワー、
ブーケトス(式を手伝った独身女性5人のみを集めて行う)
をして、二人並んだかと思うと、
新郎新婦は、またたくまに退場・・・



ものの30分で儀式はおわり、
食事が運ばれてくるころには、
いわゆる「結婚式」は
終わっていました。


食べている最中、新郎新婦が登壇したステージは
早々と解体させられ、飾られていた花々も
片付けられ・・・


想像しいホールで、
残った客だけがテーブルにてんこもりになってる
お料理を、ひたすら食べる時間が過ぎていきました。

(お料理は、おいしかったです)


その間に、新郎新婦がテーブルを
たばことマッチをもってまわります。


そのたばこと引き換えに、お客様から
赤い袋に入ったご祝儀をいただくのです。


関係が太いほど、金額も跳ね上がります。


私たちは、夫の仕事上の関係ということで、
500元(約8000円)をお包みしました。

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ライティングが、どうも目にきついのが
なんとかならんかなと、いつも思う。
中国って、派手なもの好きですからねえ、しょうがないか。




さて、非常に一般的な結婚式に参加して
改めて思うのですが、現代中国の
結婚式を一言でいうなら、

「集金」

ですよ。


歌などの余興も、
二人の思い出を語るものもない、
この日の結婚式をみていると(人によってはあり)、
ご祝儀をいただくことが、
この式のメインイベントなのであることが、
ひしひしと伝わってきます。


なんか・・・結婚式って必要?


と思ってしまうのは私だけ。


中国の昔ながらの式というのは、
もう瀋陽にはほとんど残っていないんでしょうね。
それは仕方ないとしても、
でも、お金=結婚式、ってちょっと・・・


なんて、
おかねのことになると
思考が停止する私のために、
夫が教えてくれたのですけれど、


中国では、何かの際に
お金をもらったり、あげたりするたびに、
誰に、いつ、何の目的で、いくらあげた、
という内容を
手帳に書いておく習慣があるのだそうです。



そうやって、
だいたいのことを記録しておいて、
それ以外のお祝い事、お見舞いごとがあったときにも、
この人にはパーティに声かけよう、とか、
この人の出産祝いはいくら、とか、
いつか自分の番が回ってきたら、損得ないように
お金を渡すのが習慣なんだそうです。


そうなんだーーー。



言い換えれば、この結婚式は次へとつながっているわけで。

お金をぐるぐる回すことで、
今後の関係性をつないでいくということですよね。

夫にしたって、彼らとの今後の関係性を
維持するためにわざわざ参加しただけのことなんです。


じゃあ、お金渡さなきゃいいじゃん、
ではすまない、お金と人間関係に対する価値観。

私のがちがちの頭では、
すんなり入ってこない儀式です。



だけど、これだけはっきりしてると、
すがすがしいような気もする。


なんとなくですが、
お金というのは、実は、単なる紙きれである、
ということを、だれよりも
中国人のほうがよく知っているんではないかと思う。


給料いくら?

って聞かれたり、

お金貸して

って言ったりするのって、ここでは日常です。

でもそれって、
お金に対して、自由だからこそできることだと思う。


人前で、もらったおつりの枚数を数えるのとか
まだすごく抵抗がある私には、
到底、理解がおいついていかない。


日本で培われてきた価値観を
ぐるっとひっくり返さないと、
中国の根っこのところにある人間関係なんて、
ほんとうには理解できなさそうです。


ちなみに、
この結婚式も、かなり「儲かった」そうですよ。
プラスになるほどに、お祝儀をもらったそうです。


いつかは、全部出ていくものと思えば、
かわいい「儲け」ですよね。


だけど、若い世代ほど
そういう習慣も多少薄まりつつあるのも事実のようで。
ますます関係性はドライになっていくのかもね。


結婚式に参加して、あらためて、
この国のもつ、独特の人間関係については
まだまだ見知らぬ世界と、実感した次第。

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ジーンズやTシャツで参加してもぜんぜん平気。
結婚式って、お金渡してごはんを食べるもの、と思えば、
パーティドレスが根付かないのも納得です。

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by tania0418 | 2014-09-23 15:16 | Trackback | Comments(0)

万国共通の「当たり前」

すっかり肌寒くなって、
先週まで道端に広げてた串焼肉やさんが
もう数少なくなっていて、
あるいはテント仕込みになっていたりして、

ああ、季節が変わったんだな

を、実感しています。


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暗闇すぎてわからないか。

こうやって、夕涼みに散歩に出たまま、
そのへんの串肉屋にちょっとはいって(っていうか座って)
だらだら過ごす季節じゃなくなってしまいました。

そうか、もうすぐ、あの冬がやってくる・・・



書きたいことがたーくさんありすぎて、
まとまりません。


瀋陽からは、ほんとうにいろんなことを学んだな。

来たばっかりのころは、
ここがいやでいやで、そんなことは
ブログには書きもしなかったけど、
早く帰りたい・・って涙ながらに思っていました。


でも、2年。


あのころの嘆きが嘘のように、
ほんとうにここでの生活が気楽で、面白くて
楽しめるようになってきました。


中国語が少し使えるようになったこともあるし、
こうして書くことでストレス発散できたっていうのもある。


場所や環境が変わっただけで、
こんなに心境が変わるって言うのは、やっぱり・・・


私が日本で感じていた重苦しさは、


幻である


ことに間違いないです。



日本で重苦しいって感じてたの?ほんとに?
って言われそうですけれども、
こちらに来てみればそうだったなあと
気づく数々のことで、


東京で子育てしていたときは、
周りの迷惑になってはいけないので子連れで移動しずらい(しんどい)、

とか、

女性は結婚相手で人生が決まる(おわり)、

とか、

みんなで決めたルールは守らなきゃいけない(ぜったいに)

とか、

そういう当たり前といわれていることを
必死に信じ、それによって自分で自分の首を絞めまくっていた
自分に、気付いただけです。笑


でも「当たり前」ってないんだ
ってことが、
瀋陽から教わったことの最たるものですね。


交通ルールなんて誰も守っていないしね、
時間きっちり約束したって、誰もこないしね。

こうやって夜、個人が勝手に開いた店が
衛生管理法に守られていなくたって、
生きていられることを知っている瀋陽に、
わたしはほとんど自分を崩壊させられました。



みんなとする約束みたいなものには、
ことごとく裏切られる感ありましたけれども、
個人個人でつきあうと、あたたかくて親切だし、
交渉次第でどうにでもなる。

ようは
その場を作るのはルールなどではなくて、
良心のある、
対人コミュニケーションしかないんですね。


このところすごく思うのですが、
「当たり前」と言われていることほど疑ったほうがいい
というか、

もし「当たり前」が本当にあるのだとしたら、
それは、あらゆる場所、すべての人にとっての当たり前
であるはずで、
だとしたら、世界中どこにいってもこの
当たり前が通用すべきなんですよ。

しかし!!

ここには見事に!!

私が知ってる「当たり前」はありませんでした。


ほんとうにどこ探してもないよ・・・。

それくらい違う国と仲良くしようとしてる
って、一般人でも一度崩壊しなきゃ難しいのに、
おかみの方々は自覚あるのかしら、ないね、きっとね。


もし、どこにいっても通用する「当たり前」
があるとしたら、それって
私なりの実感でいうとすると、


感謝の気持ち


だけじゃないのか、と思います・・・


そして、逆にいえばね、
それさえあればどこでだって生きていけるんじゃないか

(「ここがいや・・帰りたい・・涙」とか言わずに)

っていう私なりの予感なんですよね。





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by tania0418 | 2014-09-17 09:02 | Trackback | Comments(2)

新しいカフェを見つけたら

驚いた。

勇気をだして入った、
ずっと気になっていたカフェで、
とある知人に約2年ぶりに会いました。


いやー、ほんとうに驚いた。


どちらかというと、もう会わないだろうと思っていた
人だったので、
笑顔で近づいてこられたときには、
正直、どういう顔をしていいのか
わからなかったよ。

実際、ひきつってたかもなあ。



この人は、私たちが今賃貸している家に、
もともと住んでいた人。


いまの家は、
夫が日本にいたときに知り合った友人の持家で、
夫とよい友達であることから、家賃だって
友人価格でとてもよくしてもらっています。


その彼は、
私たちより数年先に瀋陽にもどり、
10年来のおつきあいであった彼女と結婚。


新婚ほやほやでこの家を買い、
ふたりで新婚生活を始めた・・・とたんに、
離婚。


彼女は出ていき、
彼はその後ここにとどまることをせず、
かといって、空き家になったからってアカの他人に
貸し出すのもいやで(ボロボロになるから)、
ちょうど前のマンションの契約更新の時期であった
私たちが滑り込んだ、という形です。


そうです。
私がカフェで会ったのは、その別れた奥さんのほう
だったのです。


離婚後、
夫の友人関係を土台に知りあった元彼女とは
疎遠にならざるをえず、
しかも、直接の原因が「彼女の浮気」だったものですから、
それはもう、連絡とりようもないというか・・・


離婚は、全然ありですよ。
だって、うまくいかなくなったら、そらしょうがない。


私の両親も離婚したし、
友人にも離婚して幸せになった人もたくさんいるし、
べつに、結婚や離婚に、深い意味づけしなくったって、
「はい次!」でいいと思っているほうです。



だから、この彼女も、新しい相手がいてそれで幸せなら
特段、私のほうから話したいことも、
夫の友人が最近どうだなんて話すつもりもなかったけど、
彼女は、とにかく私からいろいろ聞きたかったようで・・・


間違っていた、彼は悪くない、
私もさみしかった、うんぬん、そして

「後悔している」

と、さみしそうにつぶやいていました。



だけど確かに、友人にも責任の一端、あるんです。

とある日系(!)企業に就職し、新婚早々、
南方にある工場勤務を命じられ単身赴任。


お給料は激安なうえ、
責任や役職が増してもアップせず。
(聞いたけど、これはほんとひどいと思った)。


彼が、彼女のために耐えていたとき、
彼女も、この広いぴかぴかのおうちで、
新婚から約1年間、ひとりで耐えていたのです。


10年来のつきあいとはいえ、
そりゃあ人肌恋しくなりますよ。わかるよ。



久し振りにあった彼女は元気そうだったけど、
浮気相手とはとっくに終わり、離婚した
その傷は、まだ癒えていないようでした。


私に会ったことで、
あれから会っていないという
元夫に会えると思ったのかもしれない。


会って、やり直したいと思っているのだな
と感じました。


だけど、話を聞けば聞くほど、
ああ、このふたりは潮時だったんだな、
そして、
彼女はまだ、誰かを頼っているんだなと思いました。


私に「後悔してる」と伝えることで
期待されることたくさんあったと思うけど、
その未練は、ちょっと甘いよね。

まずは、自分が自分を幸せにしないと。

そっからじゃないかい、元夫がほんとうに
必要な人なのかどうかは。

(と、最近わたしがよく思うの・・・笑)


だらだらと、
後悔のつぶやきが続きそうだったので、


自分を責めることない。
誰も悪くないし、しかたなかったんだよ。
だから「ハイ次!」でいいと思うよ。幸せになって!

と、一言いって、そのカフェを出ました。



いやあ、お国柄なんてほんとうに関係ないけど、
結婚も離婚も、どちらも、
自分が幸せになるための選択肢で
あってほしいですよね。


結婚について
いちいち、家どうしのつながりが!!
とか
ようやくゴールイン!!とか、
過大広告ひろげないでほしいと思う。


世代もあるけどね。


離婚なんて、お恥ずかしい!世代でも、
結婚なんてかっこわるい!世代でも、
専業主婦になりたい!世代でもない。


中国の80年代生まれの結婚観には、やっぱり
「ドラマのような」「かっこいい」「お姫様扱いしてくれる」生活が
欠かせないのかもしれない。


需要と供給があうなら、
それでもいいんだけどねえ。
a0279234_17535653.jpg
a0279234_17481850.jpg
ここですよ、このカフェ。

展覧館に、秋冬の子ども服を買いにきたとき、
カントリー風のこのカフェができていて、
ずっと気になってたんです。
ようやく入ったと思ったら、こんなことに(笑)。

手書きで書かれた看板に、
焙煎の「焙」の字が見えて、「おや」と思ったんですよね。

「Milk & Cookies」

お店の名前どおり、
ここは、コーヒーと数種類のクッキーが
楽しめるカフェです。

オーナーは、中国人男性とアメリカ人女性のご夫婦とか。
コーヒー豆はアメリカから輸入しているそうだし、
クッキーもご婦人の手作りだそう。

店内のインテリアも、
コテコテのカントリー風じゃなくて
こじゃれてた。
コーヒーが、渋みがあっておいしかったなあ。
やっぱりそこらへんのとは違う感じがした。


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by tania0418 | 2014-09-11 17:58 | Trackback | Comments(0)

中国のリフォーム体験 その2

実家のリフォームが進んでいます。

そろそろ1か月。

見に行くたびに、進んでんだか後退してんだか
よくわかんない散らかりようだったのですが、


ようやくキッチンのタイル張りなどが
おわり、
ちょっときれいになってきた感が
高まっています。


しかし・・・


中国のリフォームというのは、たいへんだなあ。
やっぱり今までの価値観にない作り方ですよね。



最初は知り合いの業者さんに一括でお願いする段取りが、
親戚に、配水関係の工事ができる人がいて、
その人が「おれがやる」と言いだしてしまったために、
結局お願いすることになってからが、大変でした。


親戚のほうがいいじゃん?って
思われるかもしれませんが、
親戚だから面倒なこともたくさんあるんですねえ。


いらないって言っても、お金を払わないわけにはいかないし、
業者なら、「ここやりなおして」って言えることも
親戚だと、なんだか言いづらい。


そんな、こまごまとしたストレスを抱えている義母や
結局業者より高くつくじゃないかと憤慨している夫、
その周辺の家族を見ていると、


「業者さんに一括でお願いすればいいのに」


と、吐息のように洩らさざるをえません。


中国の家族関係、知り合い関係の奥深さは、
私などには理解できないところです。


また、その親戚をつてに、


壁の解体
水周り工事、
タイル張り
壁の防水、塗装、
電気関係

・・・


を進めていったわけですが、
これらの業者さんを、どこでそれぞれに
お願いしたと思います?


道端です。


道端で、ちいさな看板を掲げて待っている
農民工と呼ばれる人たちに、
直接交渉するのです。


この作業、あなたいくらでできる?
あなたは?

という具合に。



確かに、てっとりばやい。


たとえば、20キロあるセメントの砂を
4階まで運んでもらうことだってできる。

1袋いくら、で計算、交渉していくのです。


だけど、依頼どおりにすめばいいのですが、
タイル張りとかテキトーにやっちゃう人もいて、
そのたびに、やり直しだとか、
報酬の交渉だとかが入ってくると・・・


疲れるよね(私じゃなくて、夫がへとへと)。


だからさあ、、、と言いたくなるので、
私はもう、実家のリフォームはあまり見にいかないことに
しました(笑)。

a0279234_19144559.jpg
この日は、防水用の壁塗りでした。
娘は興味しんしん。


だけど面白いのは、
材料を自分たちですべて調達していくこと。

業者さんがいないんだから、当然ですが。


コンクリートの砂、
気に入った柄のタイル、
トイレ、
ドア、
キッチン

・・・


こまごまとした部品を、
瀋陽の各所にちらばる市場のようなところで、
好きなように集めていきます。


IKEAみたいな、
インテリア専門店もたくさんあるのですが、
うちのような庶民は、
そんな高いところで楽しく買い物するつもりは、
毛頭ありません。


それぞれにおいて、すべて市場で調達するというのです。


瀋陽市の不思議なところは、
エリアによって、売られるものがきまっていることです。


家具ならここ、
タイル業者ならあっち、
水まわり関係の市場ならそっち、


へ、いちいち車を走らせ、調達していくのです。


一か所で全てを調達することが
できない街のつくりになっているのですが、
みなさん、たいして不便を感じていないようです。



私も最初はおもしろくって、
タイル選びだの、キッチン選びだのついていったのですが、


疲れた(飽きた)・・・


だいたい、市場っていうのは
人のエネルギーで充満しているようなところだから、
行くだけで私なんかはすぐ疲れる。


そのたびに、真剣に値切り交渉もするわけだし。


(余談ですが、この値切りの場面で
夫がめちゃめちゃ押しが強くなっていて、
ひどい値切り方をするので驚きましたけれど。)

a0279234_19202668.jpg
ここは、配管、工事関係の市場。セメントの砂とかも売ってる。
私たちはここで、瀋陽の冬にかかせないボイラーの配管を調達。



ですが、これだけ市場文化、というのか、
仕入れ値に近い値段で買える場所がそろっていれば、
百貨店で家具を買うとか、業者さんに高い手数料払うとか
ばからしいと思う気持ちも、なんだかわかる・・・。


よく探せば、
素材のいいもの、デザインの優れたものも、見つかるし、
しかも、その場で値切り交渉もできるわけで・・・


今になって、
伊勢丹瀋陽店がなぜうまくいかなかったのか、
わかる気がしています。笑



さて、このリフォーム、いつ終わるんだろうなあ。
先日、キッチンを発注してきたとかいうけど、
1週間でできるといわれたわりに、
もう3週間目に突入・・・


どれもこれも予測不能。


冬までに終わってほしい、と祈るばかりです。





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by tania0418 | 2014-09-10 19:56 | Trackback | Comments(0)

中秋節

9月8日はすごい満月でしたねー・・・

月光にやられて、昨日は体がなんか
ぼんやりしてました。

いや眠れなかったよね。
月のせいかね。気のせいかね。


3連休だった私たちは、
街中にあふれかえった月餅を、
あちこちで試し食いして、
あそこのはまあまあおいしい、だの、
これはだめだ、だの、偉そうにいってました。


私は、
甘く煮たたまごの黄味が入っているものは
すきではないので、
それ以外の、ただの「あずき」味を探していたんですけど。


おいしい!
と思うものには、出会わなかったなあ。

王道じゃないからでしょうか。



このお月さまの日に、
ここでは月餅を贈り合うのが習わしです。


だから、買わなくても、あちこちから
なんとなしに、もたらされるわけですが、
(箱入りじゃなくて、バラ売りのやつを)
月餅にも、いろいろあるんですねー。


ナッツ入りとか、ドライフルーツ入りとか、
黒ゴマ、バラの花びら入りとか。


おいしいとも思わなかったけど、
おいしくない、とも思わなかったのが
面白かった。


中秋節前に、
バスに乗っていて、
それがたまたまテレビニュースをつけている
わりと新しい車両だったんですが、
そこでも、

「その月餅は、
「黒ゴマ」か、それとも「黒ゴマ風」か」

みたいな小見出しで
月餅ニュースが取り上げられていました。



ざっと説明すると、


月餅は月餅でも、
原材料、成分をよくみなさい、
「~風」と書かれているものに、黒ゴマは
入ってませんよ。

中国当局は、原料表に明記する場合、
原料の%を含むこと、と指定していますよ。

正しいものと見比べてごらん、ほら。


とのこと。

とりあげられていた月餅が、
詐欺業者によって作られたことが本題であるのかは、
私の中国語力ではわかりませんでした。


中国も、食の安全が叫ばれて久しいです。
日本ほど、シビアでも厳密でもないだろうけど、
月餅も例外じゃないですね。


私もしっかり見て買いましたよ。

だけど・・・・


この成分表はこう書いてるけど、
ほんと・・・?


という考えを打ち消しながら、かつ
それを選ばなければならないのもまた、
この国の現実なのであります。
a0279234_18534664.jpg
義姉が商売をしている関係で
得意先から贈られた月餅、まあまあだったけど
ぜんぶ「あずき」だったから私のものに
なりました。



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by tania0418 | 2014-09-10 18:56 | Trackback | Comments(0)

ほんとうの反日感情

少しずつ中国語の使える範囲がひろがってきて、
私ひとりでタクシーにのったり、
買い物したりしていても、
いわゆる外国人に思われる回数が減ってきました。


そりゃあ、同じアジア人だもの、
たいした違いはありません。


だけど、複雑な説明や要求をするには、
どうしても片言以前にならざるをえず、
そういう時に、ひとりでまごまごしていると必ず、


「おまえはなにじんだ?」


となる。



こちらに来たばかりのころは、
私がタクシーの中で夫と日本語を話していても、

「おまえは韓国人か、それとも朝鮮人か」、と

言われることがあって、
どんだけ閉鎖的なところなんだと、
瀋陽のことを思ったりしたけど・・・



少しずつ、日本人をふくめ外国人の割合も
増えているようだし、
タクシーの運転手も外国人の取扱いに
手慣れてきましたよね。


「まあ、日本からきたの!」


みたいな、驚きと好奇心によって反応する地元住民は
2年前より、ずいぶん減ったような気がします。


かといって、
最近は、真実は1%といわれる中国国営放送に(笑)
安倍首相が毎日のように映るので、

「おまえは日本人か」

というパターンも、もちろんあります。


こういうとき、
堂々と「そうです」というのにも塩梅が必要だなと
感じられるのは、
自信ありげにしても、かといって自信なさげにしても、
つけこまれることもある(かもしれない)からです。


もうすぐ9月18日がやってくるしね。


適度に堂々と、さわやかに
自分の出自を伝えたいと思うのだけど、
思えば思うほど、顔がひきつるな、
と感じる今日この頃(笑)


そして、そもそも
私は日本人です、なんていう例文に慣れていない
と気づく。


子どもと一緒にいるときは
わりと無邪気に言えるんだけどなあ。

パスポートなしで移動できる世界に
なってくれんかなあ。


一方で、
「日本=悪」と思いこんじゃっている庶民がいるのも
不思議じゃないし、
そういうひとに出会っちゃったら、
もうそれはそれでしょうがないと思っているんです。

正直な、瀋陽2年目の境地。


戦争を体験した世代が、
日本のことを批判するのともまた違う、
曲がりくねった感情が、人々の奥底に潜んでいることもまた
ここでは認めておかなければ。


抗日戦争映画が毎日のようにテレビで放送される
この国のメディアに触れる庶民が、

日本=悪

と、信じていたって、
ぜんぜんおかしくないです。

(日本にいたって同じです)


そのうえで、ですけど


「おまえは日本人か、日本はひどい国だ。だからおまえもいやなやつだ」


なんて言うような人が近づいてきたら、
はりきって、韓国人のふりでも
宇宙人のふりでもなんでもしよう、
と私は決意している。


私だって、
わざわざイラついたりするために
瀋陽で暮らすほど心に余裕あるわけじゃないもん。



でも、不思議なことに、
そんなひと、近づいてこないんですよねえ。

(私が気付かないだけっていう噂もありますが・・・)


少なくとも、
「日本人=いやなやつ」みたいなこと考える
ヒマなひと、私は知らないんだな。


実際、そんな、
脳みそ経由してないような法則をふりかざす、
実在の中国人、いるかな?って思う。



私がここで生活していて
反日感情を感じるのは、はっきりいって
テレビや新聞といったメディアの中にしか、ありません。


安倍首相があんなこと言った、こんなことした、
なんて情報が、盛りに盛られて毎日、
できるだけ隅々にまでめぐるこの国で、ですよ、
日本のことがちょっとでも嫌いにならないはずがないです。


だれだって
その情報、そこにある言葉を拾えば、

オエー

って思うと思うよ。


だから、私どもは、家でテレビをつけないし、
抗日映画なんて、あんなセンスのない作品、もってのほか。
そんな一辺倒な中国国営放送を、
私は見たいとも、信頼したいとも
はなから思っていません。


かと思えば、
真実は1%といわれる中国国営放送の(しつこい)
その1%の中身はなにか、と問えば、

「7時を伝える時報」

と答える人が、結構いる私の生活範囲のなかで、
中国人はほんとうに、冷静だと思うよ。


だからこそ、普段の生活で接していて
たまに

「おまえは日本人か(いやなやつだな)」

というような態度をちらつかせる個人に出会ったとしても、
本当に、その人個人のほんとうの感情かっていうと、
そうかな?
って感じるようになりました。


それって、時報を伝えてるだけの
アナウンサーの言葉そのままじゃない?
っていう。



結局、ほんとうに残るのは、あるいは伝わるのは、
自分が体験したこと、そこで感じたこと
だけだと思うんです。


その体験したことのなかに、
大きくみれば自分の人生のなかに、
その「国」というものが、
どのくらいの濃度で存在しているのか、
自分に問うてみれば、わかること。


体験だけが、その人の言葉になるんだと、
私は信じて疑わない。


そして私が体験している
瀋陽という場所、時間、暮らしのなかで、


いや~瀋陽って反日感情ひどいな~
ほんとマジでイケてないわ~


なんていう感想は、今のところどこにもありません。


いや、強がってないよ、ほんとに。
ほんとに、そうなんだってば!



瀋陽に暮らしたからって、
中国はこうだ、なんてひとくくりに言えたもんじゃない、と、
いうことも含めて
こんなこと書いているんですけどね。



わたしはただただ、この国の庶民の強さに
圧倒され続けています。


いちいち取材して、ルポに起こしたい
と思うくらい、
日焼けした浅黒い表情からは
生きることへの貪欲さが伝わってくる。


一般道で、馬車を走らせる行商が
どんだけクラクション鳴らされても道をゆずらない強さとか、

両腕のないおじさんが、道端で、物乞いするのではなく
毎日電池だけをだまって売っている強さとか、

もういろいろ、
ごったがえしている瀋陽が、いやはや面白いと
感じています。



今日、乗ったタクシーの運転手さんもね、
昼間じゅう走り回っているに違いない、
日焼けした、あまり表情のない労働者の顔だった。


案の定、行き先の説明に困って
まごまごしているうちに、
私が日本からきたことを説明するはめになっちゃった。


たぶん、この人も、日頃から日本については
たくさん、思うことあったんでしょう。


日本人だと知れると
ひとりでまくしたてるように、こういったんです。


「自分は、ふたりの日本人を知っている。

一人は、福原愛。
ここでよく卓球の練習をしていて、
あの子の中国語はほんとうに上手なんだ。
もう一人は、俳優の高倉健。有名だから知ってるだろ?

俺は、このふたりの日本人は好きだ。

日本っていうのは、人はいいんだよ。
だけど、日本の政治家はよくない」


そして、最後に私に二カッと笑って、
また風のように走り去っていっちゃった。


その、私に向けて笑ったときにのぞいた、
黄色く変色したガタガタの歯とかが、
いちいち忘れられないんですよね。





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by tania0418 | 2014-09-02 23:42 | Trackback | Comments(0)

新学期スタート!

もう9月が始まってしまった。


娘の幼稚園も、今日から新学期、
というのか、新カリキュラムがスタート。


いつのまにか、娘を2年みてくれた
リー先生は転園してしまっていて、
そのあっさり具合にもちょっと肩すかしをくらったのですが、
なにはともあれ、今日から「学前班」という、
小学校入学のための、お昼寝なし、勉強メインのクラスに
なっているはずです。


忘れないうちに、学費760元プラス給食代プラス教材代、
しめて1000元ちょいを支払わなければ・・・

なんかじわじわ、学費もあがってるんだよなあ。
大したことしてないはずなのに。



娘が、地元の、超ローカル幼稚園へ通うように
なって、ずばり、2年がすぎました。


初日を思い出すと、今も泣けてくるのですが、
今ではリュックを背負い、げた箱の前で
後ろを振り返らずに自分で階段を上っていく
ほどになりました。


言葉もわからない、
外国人もひとりもいない、
先生は激しく怒る、
というあたらしい環境で、時には思いっきり
さぼりながら、なんとか通いつめてみれば。


今もお世話になっているこの幼稚園が
いいかどうか、好きかどうかはおいといて。


私は、これでよかったな、って思います。



というわけで、中国の新学年は9月から
スタートするんですね。


4月始まりの日本より、半年はやいスタート
と考えていいと思います。


娘の学年でいえば、
2007年9月から2008年8月
までに生まれた子どもたちが同窓生になるわけですが、
娘のように、2008年の7月やら8月やら、
学年末や夏休み期間に誕生日を迎える子どもたちは、
わざと進学を1学年遅らせるケースが、
多々、あります。
その逆も、もちろんあります。


何を隠そう、娘もそうです。


この9月で小学校へ入学してもよい学年だったのですが、
わざと学年を落としてスタートしました。


1年前に「学前班」に入っても、
中国語のピンインもわからないし、
二桁の計算もできないでしょう、
という校長の判断もありました。


そりゃそうだなあ、とゆれる親心。


ところがそのクラスにはいってみると、
娘と同じ年の子どももいることにはいるが、
ほとんどが1歳年下、なわけで、なんだか
心もとないんですね。


4歳になるのに、2,3歳の子どもたちと一緒に
過ごす(遊んだり、やりとりしたり)のって、
環境的に大丈夫なのかな、
娘にしたら物足りないんじゃないかな、と心配になり、
改めて、いまはなきリー先生に相談したところ。


「どっちでもいいですよ」


とのことでした。


つまりまあ、自分が選べば、なんでもよかったんです。


私は結局、勝手にいろいろ心配したけれども、
最後は本人によく確認して、
すでに馴染んでいるようでもあった1学年下からのスタートで
続けることにしました。


面白いですね。


中国では、子どもの進学については、
いわゆる親の都合ががっつりからんでいるように
思います。


日本でもある程度そうなのでしょうが、
ここでは「一億総中流」みたいなことはありませんから、
「7歳でみんな一斉に小学校!」
みたいなことも、もちろんありませんし、
地域や親の都合によって、ぜんぜん違うようです。



基本的には子どもを、
できるだけ、レベル(学業メイン)の高い小学校に入れたいと
思っています。


そのために、引っ越す、その近くに別の家を借りる、
などをする親も、増えています。


あるいは、教育を受けさせるのがせいいっぱいで、
経済的な問題から進学を1~2年遅らせる場合も
あります。


この間、同じマンション区内で知り合った子どもは、
あきらかに図体は11歳なのですが、
いま小学校3年生をやっている、と言っていました。


それには、夫も多少驚いていて、

「遅らせるにしても、2年が限度だと思う」

と言っていましたけれども。


親の都合や環境だけが要因で、
子どもの将来が決まるとは私は決して思わないけれども、
この国の親世代は、その幻想によって突き動かされている、
という気配がムンムンします。



先日、
娘と同じクラスだった何人かが
すでに「学前半」をうけずに退園し、
この9月から小学校へ入学したことをききました。


別に、もう一年通う必要もないんだねえ・・・


ほんとうに、ケースバイケース、いろいろです。


幼稚園っていうことも大いにあるけれど、
組織がこうだから、ああだからといって、
従順に従う必要ないのだ。


そんな中国の教育制度の一面を知ってみれば、
なんだか、親としての責任感も増すような気がします。


こんだけ地域格差があれば、
できるだけ子どもにふさわしいところを探したいという、
教育熱が高まるのもわかる気がするし、
返ってわたし、これでよかったんであろうか、
とふと思ったりもする。


あの子も英語を習い始めたけど、
うちはどうしようか、と思ったり。


中国語もいまいちなうえ、
日本語もかなりいまいちになってるけど
やっぱり公文かな、とか。


いろいろ、親らしく果てしなく悩んだりもしますが、
私は結局、”優秀な人間”、なんて学校みたいな制度で
うまれるわけがないと思っているほうだから、
中国の教育熱もたいへん冷やかに眺めています。


「そんな、人生甘くないよっ!」


って、高校時代の担任にはこっぴどく怒られたけれど、
もう古いと思うよ、そんな時代は、
という価値観に支えられています(笑)



それは、
結果的に何が子どもにとっていいかなんて、
親には、本当にはわからないよなあ、ということであって、
さらに言い換えれば、それは
「あなたには絶対コレッ!」って言えない、
自分の親としての自信のなさでもあるのかもなあ、って思う
9月1日です。

a0279234_12454190.jpg
a0279234_12463129.jpg
鉄西ワンダの広場前に、またこんな物珍しい乗り物。
電気で動くのでうるさくないし、
ふわふわと揺れながら前進するので、なんだか
楽しそうに見えた。

しかし、5分で20元(約300円)。
5分がきたら自動的に停止したけれど、
この価格設定はあんまりじゃないかなあ。




[PR]
by tania0418 | 2014-09-01 13:48 | Trackback | Comments(0)


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。 お問い合わせ、そのほかはこちらへ。ken76ya@hotmail.com


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