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瀋陽の空気

最近、ちょっとびっくりしたりするとき、

「アイヤー」

と言ってしまう自分がいます。

郷に入っては郷に従え、で、
瞬間的な衝撃、驚きを表現するのには、
こっちのほうがしっくりくるんです。

「アイヤッ」

でもいいんですよ。

でも、日本に帰っているときに出てしまったらちょっと恥ずかしい・・・。



話は変わりますが
中国の大気汚染がひどいようですね。

空気は大丈夫か、光化学スモッグはどうだ、
とご心配いただきます。


瀋陽はだいじょうぶですよ、

と言いたかったけど、でもやっぱり最近の
お空は、ちょっとおかしい。


朝焼けを撮ってみた。

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こっちは、夕焼け。

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あんまり変わらない・・・
常にけむっていて、しかもちょっと、けむたい臭いもする・・・。


そんなんで、よく「だいじょうぶ」だと思っていましたね、
とつっこまれましても、
瀋陽の冬は、各家庭に設置してある暖房器具
(部屋に熱気を出すあの、壁とかにとりつけてあるやつ)
が必需品ですから、
各家庭に熱湯を送り込むためのボイラー会社の煙突から
もくもくした煙が出るのを、あちこちで見て、
ある種、これぞ瀋陽の冬の風景、
くらいにしか思っていませんでした。


たぶん、これだけが原因じゃないですけどね。
エリアによっては、快晴の日でも
もうちょっと茶色がかった空にみえるところも、
ありますから。


アレルギー反応が出ている方もいるみたいです。
目がかゆいとか、のどが痛いとか。


私はこういうのに鈍感なほうで、
うーん、丈夫にできているのか、
ちょっと複雑な気持ちであります。


そういえば、青空をしばらく見ていないな。


かつての隣国のような、
一般市民が泣き寝入りするような公害大国になってほしくないけれど、
その道まっしぐら、という感じです。

こういう道筋って、一度は経験しないと
学べないものなのでしょうか。
学ぶべき前例、技術、歴史、
国を隔てればたくさんあると思うのですが、
もったいない。
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by tania0418 | 2013-01-29 08:17 | Trackback | Comments(1)

娘の悩みを聞く

子育てに悩んでいると、思っていました。


娘はいま4歳。
ふつうの女の子です。


だけど、妙にこだわりの強いところがあります。

どのへんに特にこだわっているのかというと、


・ズボンのすそ
・シャツの袖口
・靴下のながさ
・靴
・折りたたまれたふとんの四隅、また
そのふとんが置かれている位置


です。
私なりに解釈すると、端っこがきちんと整っているか
なのですが、それも子どもの尺度からすると
少し違うような気もします。


どれも、子どもサイズでの話なので、
大人が調整しようたって、そう簡単ではありません。


「あーなんかおかしい」を口癖のように発し、
直してほしいと訴えます。


急いでいるとき、寝起きで機嫌が悪いときなどは
もうほとんど発狂です。
本人も、親もまったく余裕がなくなります。


なぜ、ここにこだわるのか。
また、どこをどう直せばいいのか、まったくわからない。
はずかしい話ですが、ほんきで手を上げたくなる。


そんな自分に気づいて、悲しくなり、
フェイスブックに書き込んでみたら、
みなさんから真摯なご意見をいただきました。


アドバイスうかがって、
すっかり我を失っている自分に気づいたころ、
あえて実行してみたことがあります。
単純なようですが、娘の話をおしまいまで
きくことです。


いつものようなバトルを繰り広げたあと、
罪悪感でいっぱいの私は半泣きのまま
娘を抱きしめて、「どうしたらいいの」と聞いてみました。

それからしばらくすると、娘は自分から、
幼稚園にいきたくない理由を話しはじめたのです。

娘のいいぶんは、主にこのふたつでした。

・中国の幼稚園は、お話ができないからつらい。
・幼稚園の先生が、大きな声でお友達を怒るのがいや。


言葉が通じないのは、これは仕方のないことです。
少しずつ受け入れてもらうしかない。
娘自身も、中国語を進歩させているのですから、
これは大きな問題ではなさそうです。


娘がいちばんいやだなと思っているのは、
幼稚園の先生が、大きな声で怒ること、のようでした。


先生のいうことを聞かないと、先生は4歳児に容赦なく怒る。
”注意”のレベルではありません。

声をはりあげて、
「いうことを聞かないなら、そこに立ってなさい!」
と怒鳴っているに違いないのです。
(娘の幼稚園ではありませんが、
別の幼稚園で、それを目撃したことがあります)

中国では、幼稚園はもはや規律や勉学を重視する
小さな教育機関なのです。


日本の保育園で育った娘は、
そんな先生を、見たことも聞いたこともありません。

安全に保育することに注力する保育園で、
先生が怒鳴るなど、ありえないですね。
そう考えれば、娘は全く別世界に投げ入れられたと
感じているのかもしれない。


また、娘は、自分が怒られているのではないと言いました。
お友達が、ものすごく怒られている。
先生は、
「日本人の子ども」には言ってもわからないと思っているのかもしれないし、
「日本人の子ども」だから、ちょっと遠慮しているのかもしれません。

もともと繊細なキャラではありましたが、だから余計に、
自分のことのように、怒声を受け入れてしまうのでしょう。


私は、ああ、これだったのか、と思いました。

そういう娘の精神的苦痛が、
隅っこ、袖口に向かっているとしたら。
あるいは、わかってほしいのにわかってもらえない、
娘なりの訴え方だったとしたら。


その話をきいて、私はおもいっきり褒めました。

―中国の先生は、怒っているかもしれないけど、
街にでてよく聞いてごらん。
みんな大声でお話している。
お父さんの電話の声もうるさいでしょう?
中国の人は、声が大きいのだよ。
だから、怒るときの声も大きくなるんだね。

あんたは強い。
そんな大声の先生のいる幼稚園に行って、
お母さんだったら家出している!
あんたほど利口な子どもはいない。
だから、だいじょうぶよ!


根拠のない説明もしましたが、
娘の泣きっ面は
最後にはニコニコに変わっていました。



驚くべきことですが、この話を娘と交わしてから、
ズボンのすそのことで、喧嘩することが減ったんです。

多少、靴下が気持ち悪い、などと訴えますが、
2、3回なおせば機嫌よく次の行動にうつる。
幼稚園に行きたくない、とふとんから出てこなかった娘が、
自分から起きてくる。


私は、ずいぶん娘のことを誤解してたなあ・・・と思います。
こいつは何度いってもわかんないやつだ、って
思ってたけれど、そうじゃない。


たぶん、どんな子どもでも、そうなんでしょうね。
大人にわかってもらいたい。
ちゃんとこっち向いて座ってほしい。
話をきいてほしい。


そこに大人がつきあうには、
やっぱり大人の側の精神的ゆとりは不可欠なのだと、
改めて学んでいます。

これも成長過程だとすると、またどっかで
おなじようにつまづくことがあるのかもしれません。

でも、今の私と今の娘ができる最大限の理解のもと、
今までまったくかみ合ってなかったスイッチが、
カチッとはまった感じがあって、
それは、子育て4年目の私にとって
大きな自信になりつつあります。

※アドバイスをくださったみなさま、本当にありがとうございます。
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by tania0418 | 2013-01-19 17:44 | Trackback | Comments(4)

おいしい漢方薬

新年早々体重が減ってしまった私のヘトヘト闘病記を
あちこちでふれまわっていたら、
お世話になっている方がこんな薬を教えてくれました。


10mlの小瓶に黒っぽい液体。
「双黄連口服液」というタイトルの、
見た感じとてもあやしいパッケージ・・・。


教えてもらってハッとしました。

この小瓶を見たのは、来華してすぐ。

訪れた友人宅のゴミ箱に、
飲み干されたこの小瓶が投げ捨てられていて、
「薬だか栄養剤だかしらないけど、なんか体に悪そう・・・」
と思ったのを、はっきり覚えています。


ところが、よく聞けば、こちら
ちゃんとした漢方薬なのだそう。


原料には
金銀花、黄芩(おうごん)、連翹(れんぎょう)、蔗糖の4種類のみが
記されていて、
炎症や熱、咳などの症状に効くという、
つまりは日本でおなじみ葛根湯のような、
風邪に効く手軽な漢方薬なのでしょう。


速攻性には欠けますが、
「もう二度と中国の病院に行かない」と決意した
私にとっては、日頃の体調管理は
生死を分ける問題です。

結局あれから娘の風邪をもらったりで
体調がすぐれないので、
教えてもらってから毎日のように飲んでいます。
もちろん、子どもも飲んでも大丈夫です。

なにより、お味がとてもよろしい。

生薬の若干の苦味は残りますが、
蔗糖の甘味が効いて、
黒糖アメの大人バージョンといった感じ。


小瓶にストローを指して飲むのですが、
娘もそのスタイルが気に入って、
一口飲んでくれました。
でも子どもには、ちょっと苦味が気になるみたいでした。


とはいえ、もちろん買い込みましたよ。

10本入りで11元(約130円)ですもん。

中国の医療とは、
ここにこそあるべき、です。

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by tania0418 | 2013-01-14 22:13 | Trackback | Comments(0)

中国の病院体験記

頭痛が始まったのが、1月1日の夜。


夜通し、ヘビーメタル状態の頭でほとんど眠れず、
夜が明けると、船酔いが始まっていました。

一日耐え忍んだところ、
午後になって、食べる事もできなくなり、
私が病院へ行きたいと泣きながら訴えたのは、
午後20時をすぎるころ。

中国の病院は、24時間空いています。

しかも、自宅のすぐそばに
某医科大のどでかい分院がオープンしたばかりで、
ここぞとばかりに行くことになりました。

夫は、

「病院に行ったら、かぜだと言われて点滴されて
終わりだとおもうけど」

と、ぽつり。

いつもなら、イラッとするところですがそんな余裕もなく、
「さようならみなさん、ありがとうみなさん」
と心の中で叫んでいたのは私です。


「急診」の入り口をはいると、やはり人がいます。
受付カウンターでどこにいけばいいか尋ねると、
院内に案内されました。


日本のように、順番待ちなどありません。
いきなりオフィスのようなだたっぴろい空間に置かれた
カウンターに行って、夫が中国語で症状を説明しました。

すると、対応してくれた薬局のお姉ちゃんのような方が

「じゃあ、まず心電図。そのあとCTを撮って、それから血液検査してきて」


この人はだれ? お医者さん? 受付の人?

いつからこうなったのか、どういう痛みなのか、
過去の私のCT歴など一切確認されることなく、
そして、もろもろに抵抗する力ものこっておらず、
いわれるがままに脳天をスキャンされました。

血圧、熱、心電図、そして血液検査。

なんで血を採られるんだろうと
ぼうっとした頭で思いながらも
すべての検査をなんとか終え、
結果が出るまで待てと言われたようなので、
ふたたび一番最初の部屋の簡易ベッドに倒れ込みました。


約2時間はまったでしょうか・・・


「かぜだって。点滴したら、おわりだよ」


夫の声です。
しかも、あれ、このせりふ、どっかで聞いたことある・・・


ふとい針を、左手の甲の青筋にぶっさされ、
風邪薬入りの液体を体に注入されました。

けれども寝ているうちに次第に意識は落ち着き、
体は病院に来る前よりも確かに軽くなっていました。
病院を出たのは、午前1時。
患者さん、いやお客さんは、とだえることなく
病院へやってきているようでした。


結論。


中国の病院は、重篤な病でない限り、
医者に症状を見てもらったり、
診断を仰ぎにいくところじゃないです。


私がいつ、お医者さんに会ったのか、
もしやあの薬局のお姉ちゃんふうの方がお医者さんだったのか
まったくわかりません。


要するに、ここは、体のいろいろを調べ、
そろったデータをもとに、
いちばん早く効く点滴と薬を処方するところです。
決して、お医者さんとのコミュニケーションを行う場ではない。


非常にシステマチックに、合理的に診断されて
処理されていく感じ。

そして、極めつけは点滴です。

ここでは、子どもから大人まで、
風邪ににた諸症状で、
みーんな点滴を打ちにやってきます。
「そのほうが、治りが速い」からだそうです。


もうひとつ中国らしいのは、
血圧検査~CTにいたるすべての検査のいちいちに
料金がかかること。
私のこの日の医療費は、しめて約700元(約9000円弱)。


一番高額だったのがCT費で330元(約4700円)。
点滴は、100元(約1200円)ですが、
注射針代に3元、検温に1元など
こまかーいレシートをもらいました。


それにしても、瀋陽でみかける
病院のどれもが、なぜ巨大で、繁盛しているか
身を持って体験・・・。

だって風邪だっていえば、みんな点滴されて
おわりなんですから。


さていったい、私の頭痛は、なんだったのでしょうか。
すっかり回復した今や、
素人目には、眼精疲労のひどいやつじゃないかと
疑っているんですけど・・・(笑)
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by tania0418 | 2013-01-12 21:04 | Trackback | Comments(0)

閑話休題 冬遊び

カラフルな布がはためくあのあたりは・・・

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できあがりました、天然のスケートリンク!!


川だった、いや湖だったはずの水面が
かちんこちんに凍っています。

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50センチ以上の氷ができないと営業できないと
聞いていますから、
たぶんそのくらいか、それ以上の厚さの氷でしょう。
よくみると、水草やゴミがいっしょになって凍っている
ところもありました。


とはいえ、
西日本生まれの私や生まれて4年の娘が
天然のスケートリンクに盛り上がってみたところで、
人生でスケートをたしなんだことなんてほとんどありません。


でも、だいじょうぶ。ここは中国。


スケート靴が不安なときは、
白馬に乗ってレッツゴー!


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先端に大きな釘がついたスティックを使って、
コントロールします。


初心者の私は、力の入れ方がよくわからず、
スティックを1本折りました。
(といっても、私が借りたものは
太目の枝で作った代物でしたから、没問題)


凍った川の表面をなるべくまっすぐに整えては
あるものの、やはり水面だったそれは
傾斜があったりこぼこしてたりで、
ただまっすぐに進むのも難しかったです。


それにしても、顔にあたる風が、いたい・・・
顔を上げるのもつらくなってきた頃、
遠方に「人工氷製滑り台」を発見しました。

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レーンを分ける低い壁が、いかにも手づくり感いっぱいで
愛おしさを感じます。
このさぶいのにどうやって作ったんだろうと
思いましたが、
この寒さだからこそ、一瞬で作れちゃうのでしょうか。


滑走者は、たらいに座って滑ります。
たらいの底面と氷が絶妙なスピードを演出してくれるこの滑り台、
終始とても人気で、親子連れで大変にぎわっていました。

もちろん娘もおおはしゃぎ。
私は勇気がなかったのですが、
娘は一回目はお父さんと、二回目は一人でたらいに座り
滑りおりていました。



しかし。

そこは所詮、日本生まれのへなちょこ娘。

30分も経てば、


「もういい、はやく車の中に入りたい」。


こんな雄大な自然との時間を投げ捨てて
さっさと車に入りたい?


甘ったれるなー!

とか言ってる余裕がない私も


「うんうん、はやく移動しよう」。


白馬を乗り捨て、
ひとり、たらい滑り台に夢中になって転がっている夫を呼び寄せ、
あったかい焼き芋を買ってもらって、
娘とほおばりながら車へ走りました。
(車の中も、30分も放置すれば製氷機みたいなもんですけどね)


-20度超えで遊ぶには、
そもそも忍耐力がいりますね。

見た目やアトラクションの一瞬の楽しさに
心を奪われ夢中になったのは、
ほんの数分のことです。

顔は痛いし、足先は痺れてくるし、
体をどんなに動かしても、まったく体があたたまらない。


でも、私たち母娘以外はみんな、
ずいぶん長い間楽しそうに氷上で戯れていたんだよなあ。


そういえば、服の着込み方も違いましたね。
やっぱり、慣れでしょうか。
いや、体のできも違うような気もします。

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by tania0418 | 2013-01-07 16:52 | Trackback | Comments(0)

新年早々

いやあ・・・まいった。


先日の、年初のご挨拶を書き込んだあと、
原因不明の頭痛がはじまり、
まる三日、のたうちまわっていました。


もともと頭痛持ちの体質ですので、
痛みのレベルに応じて
対処できるつもりでいたのですが。


今回のは、まるで、意味不明。

1月1日の夜から3日午後まで
常時頭痛スイッチオン、で、脳みそはガンガン。

そうなると、今度は船酔いが始まりますから、
二日目のお昼には嘔吐の繰り返し。

頭痛薬を手にしても、まったく効果がなく
ただただ寝て耐えておりましたが、
あまりの痛さに私の脳みそも観念し、
泣きながら、


「病院に行きたい・・・」


と夫に訴えてしまいました。


そうです。


とうとう、中国の病院を体験してしまいました。


中国に来てから、
「病院へ行かない生活を送る」
がひとつのスローガンだったはずなのに、
来華して半年にて、もろくも崩れ去った
わたしの病院日記は、後日更新します。


なんせ、当事者の記憶が朦朧としていたので
客観的事実を整理するのに時間が
かかっております。
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by tania0418 | 2013-01-06 01:55 | Trackback | Comments(0)

初心新たに

あけましておめでとうございます!


新年があけたとはいえ、いつもと特段かわず
2日から出勤日という人も多い瀋陽から、
新年のご挨拶を申し上げます。


2013年が、みなさまにとって
幸福で実り多き一年になりますことを
心からお祈りしています。



さて旧年中は、突然の渡中で環境が激変しました。


といっても、とくだん、大人っぽい理由が
あったわけではありません(ご周知のとおり。。。)。
それでもって、
なんでこんなとこきちゃったんだろうという心の病も長く続いたわけですが、
半年がすぎ、新年を隣国で過ごしているという運命には、
やはり感動と感謝の気持ちで胸がいっぱいです。


改めて、昨年の私ども家族の勝手な決断を黙って許してくれ、
また今も心配でたまらない日々を過ごしているだろう実家の家族、
ことあるごとに連絡をくださる友人のみなさま、
お世話になったお仕事関係のみなさまに、
嘘偽りのない、心からの「ありがとう」を精いっぱい、伝えたいです。



中国へ渡って、すぐに、日中関係が悪化しました。
皮肉にも、そのあたりから、私のなかの中国観が
少しずつ変化してきたように思います。


日本では、夫を通してしか感じることのなかった中国が、
よりリアルで、身近で、親密な関係でもって、いまも迫ってきています。


それは、誰も上陸することのなかった島を通じてみる中国よりも、
もっと、熱気があっておもしろくて、人情味あふれる人たちがつくる
ひとつの国の形です。


「安酒の酔いに似ている」と村上春樹さんは言いましたが、
屈折した感情を土台に、微熱のような正義感で、
こんな面白い国との関係を感染症に発展させてしまうのは、
とてもとても、もったいない。


私がこちらへやってきてから思うことは、それに尽きます。
そんなふうに思ったり学んだりしたことを、
これからの大切な人間関係や仕事に、
どんどん還元していきたい、と思っています。



また、もう一つ学んだことは、
距離をへても、どこにいても、
結局、人と人はこころとこことで結ばれているのだなという、
しごく自然な事実です。


離れていたって、何十年もあっていたくったって、
たとえばもう会えなくたって、
人のこころのなかで生き続けているものがあれば
十分なのではないかと、希望も込めて、そう思いたい。

あ、正月早々、ちょっと感傷に浸ってますかね。


インターネットやSNSを通じた仮想現実なつながりのなかにも
人の息づかいを感じることができた昨年でした。
日本からお仕事をいただく機会にも、
こんな便利でありがたい世の中に生存していられる幸運にも
心から感謝します。


昨年は、環境も心境もすいぶん変わって疲れたので、
今年は、精神的に落ち着いて、
どっしりと地固めの一年にしたいと思っています。


そのうえで、もっともっと書いていきたいし、
ちゃんと形にしていきたい。
なにしろ、こんな駄文でも、書いているとスカッとする自分に
気づいてしまいましたから。

夢は、世界中の子どもたちが言葉を超えて楽しめる本を作ること。

ちょっとずつ、近づいている気もします。
地道に今を積み重ねつつ、
子どもたちの笑顔に貢献できる人生を邁進したいと、
中国にやってきてよりその想いを強くした次第です。


私の敬愛するみなさまが、
健康で、笑顔いっぱいの瞬間瞬間に、包まれますように。
そして、また、おいしいごはんと楽しいおしゃべりを
みなさまと共有できるラッキーな日が来ますように。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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大晦日は、伊勢丹さんにお勤めの友人のはからいで、
紅白鑑賞とおせちにありつけました。おせちのお味が、とてもよくて驚き。
伊勢丹さんに聞けば、中国やアジアで仕込まれて出荷されるおせち、
少なくないんだそうですね。本当にありがとうございます。

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by tania0418 | 2013-01-01 23:25 | Trackback | Comments(2)


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。 お問い合わせ、そのほかはこちらへ。ken76ya@hotmail.com


by tania0418

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