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お月様の夜

クリスマスも終わり、
2012年も残りわずか。
どうやってこの怒涛の今年を総括しようかな・・・


なんて気分にまったくなれない
瀋陽の師走です。


こっちのお正月は、旧暦の2月。
これからすぐやってくるお正月は、
とりあえず西暦さんに合わせてやってるだけの
イベントごとです。


いつものように太原街を歩くと
どっちつかずのイルミネーションが
取り残されたのか
それとも来年をお祝いしているのか、
たたずんでいます。

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所要で街へでかけ、
のどが渇いたのでスタバに入ったら、
クリスマスツリーも健在で、
クリスマスソングも店内に高らかに
響き渡っていました。


もはや、綺麗だから置いているとか、
片付けるのが面倒だとかいう理由で、
クリスマスグッズを転がしているに違いない。

ここではクリスマスの意味など、
サンタクロースどうのこうのなど、
後付けの真似事にすぎないのです。
だから、サンタクロースの顔がほとんどにおいて、こわい。


中国とは、つくづく西暦では動かない国です。


新年を祝うお正月も、個人のお誕生日も、占いごとも、
すべて太陰暦(旧暦、農暦とかいう)が命。

意識するとしないとに関わらず、
お月様の満ち欠けを基準に日を定める生活習慣
にどっぷりつかるようになってから、
自然と、お月様を眺める機会が増えました。


ひょんなことで知った、農村に暮らす占い師がいるのですが、
あのおじさん占い師のところは、
新月と満月の日にはお休みするそうです。

たぶん、お月様の影響力が強すぎるからでしょう(想像)。

昨晩は、満月だったはずですが、
瀋陽ではあいにくの曇り空。

でも今頃、あのおじさんの館のドアは締め切られ、
今日ばかりは静かに暮らしているに違いない・・とか思うと、
月の満ち欠けとともにある人々の暮らしとはなんぞや、
などと、わたしの妄想はどんどん広がっていきます。


街が暗すぎて妄想に向いているという
環境もありますかね。


とにかく、つっこみどころ、
気になるところ満載の中国瀋陽市におりながら、
月の満ち欠けを意識することが多くなったのは、
こちらにきてからの変化。それは
なんかよいなあと、個人的には感じています。


ついでに、
日付に血眼になってこだわらなくても、
っていうか、
クリスマスが終わった瞬間から
徹夜してまでクリスマスツリーを片付けなくても、
ちょっと余韻を楽しむくらいのゆるさがあったほうが、
日本も生きやすい国になるのかもなあと
思ったりする満月(のはず)の夜です。


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近くオープンするという「STAR MALL」という大型
スーパーのロビーにも、立派なクリスマスツリーとトナカイのオブジェが
鎮座していました。これ、いつまで置いておくのかしら。わかったら
また書きます。

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by tania0418 | 2012-12-29 11:56 | Trackback | Comments(0)

忘れられないクリスマス!

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娘の幼稚園で、クリスマス会が行われました(24日に)。

授業参観も兼ねて、日頃の学びの成果を
保護者に見てもらう趣旨もあったようです。

業務連絡は前日が基本の中国で、
めずらしく1週間前に

「保護者は1名のみ参加可能」

という、つれないお知らせをもらい、
たいしてコミュニケーションとれない私が行ってきました。


いろいろ気になる校舎内を歩きまわり
二階の「中班」(3歳~4歳児クラス)の教室へ。


子どもたちが、いまかいまかと並んで座っていました。

会が始まるまでの間、
待機させられる子どもたちは、
今日はたっぷりめに持参したお菓子を
ほおばっています。


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中国の幼稚園(もしかしたら小学校も?)では、
こうしたスナック菓子を持たせて登園させるのが一般的のよう。
娘も、今日はポン菓子と大好きなチョコレートを持参しましたが、
隣の女の子はスーパーの袋いっぱいに
お菓子が詰め込まれていました。




クリスマス会というより、お遊戯会という印象の式次第。
音楽にあわせたお遊戯が4つほど、
その間、ちょっとしたゲームがあり、
さらには、「日本からやってきた親子」を代表して
娘とふたりで日本語の歌(「ドラえもん」主題歌)も
歌わされて、あっというまに終盤へ。


初めて見る中国の幼稚園の内部に、
私はどれを見てもどきどきわくわく。
子どもたちはなにをやっててもかわいくて、
本当に癒されるひとときでした。


さて、参加してみて気が付いたこと。


まずは、この年で、
男女で演目が違うのが印象的でした。


女の子は音楽つきの体をいろいろと動かす踊りがメイン。
男の子は先生がリズム感ある朗読に合わせて
一緒に声を出し、ポーズを変えたりするものがメインでした。


3、4才で、すでに男女の間に線引き、というか、
どこか律したものを意識させられる。
日本では、ジェンダーとかいってもう失われてる
文化かもしれないですね。


もうひとつ、面白かったのは
会の終盤、全員で先生の歌にあわせて
家族への愛情を表現してくれたこと。


我愛ババ和ママ
ババママ都愛我
我要一ガ幸福的家
・・・

おとうさんおかあさんだいすき
みんなもわたしをだいすき
わたしにはしあわせなおうちがある
・・・



今回政権をとられた党の方々の
憲法改正草案を拝読しました。
第24条に、「家族への尊敬」が盛り込まれていましたが、
こういうことがやりたいのかな?
とちょっと思ってしまいました。

儒教の影響が根深い中国。
家族愛は基本中の基本です。

教育現場でこういうことがしつこく語られることで
子どもたちに根づいていくもの、きっとあるでしょうね。

一方で、愛って、学校や教育機関で
本当に教えられるのかしらとも思ってしまいました。
単にやらされているだけの子どもたちを見ても、
特段嬉しい気持ちにはならなかったですから。


もっと見ていたかったけど、
クリスマス会は午前中いっぱいでおしまい。


子どもたちを残し、親たちはさっさと帰っていきます。
後ろ髪惹かれる思いで幼稚園を出るとき、
このクリスマス会は、私にとって、
忘れられない一日になったなあと思いました。


自分の娘が、異国の環境で
新しいお友達ににまじって歌をそらんじ、
お遊戯を覚えて舞っているのを見ていて、
はからずも泣けました。


こんな大陸に親の勝手でやってきて、
こんなところに投げ入れられて、
声がかれるほど号泣する日々もあったというのに、
いまやこんなにも受け入れてくれている。

涙をこらえつつ、必死にとったiphoneのビデオを
見直したら、データのブレ方が半端なかったです。

でも、このデータだけは永久保存版です。

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ポジションはつねに一番後ろ。
先生の指示がまったく聞こえていない娘は、
音楽が始まると踊りはじめていました。

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by tania0418 | 2012-12-26 22:05 | Trackback | Comments(0)

-26度

やってきました。

瀋陽の冬です。

-26度です。


どのくらい寒いか具体的にいうとすると。


玄関から外に出たくない。
出ても、10分以上、外にいたくない。
おしゃれとかいう精神的余裕がまったくわかない(露出は目のまわりだけ)。
外で深呼吸したくない。
遊びにいきたくない。
仕事は仕方がないから行く。


くらいの寒さです。

昨日は、初めてまつげに氷がのりました。

おお、これか。

写真に収めたかったけど、部屋に入ると
すぐ水滴に戻ってしまいました。


着こめばやっていけるかも!
なんて安直に考えていましたが、
瀋陽をなめきっていました。


冬は、動く気になれない。


実際、私や私のまわりにも、
ちらほらとこんな声が届くように。


「冬に引っ越さないほうがいいよ」

「仕事をはじめるなら春になってからのほうがいい」

「幼稚園は2カ月休ませなさい」


要するに「冬眠」へのお誘いです。


ここでは、
ほんとうに人々の思考、行動が一旦停止を迫られる。
動いてもいいんです。
でも、動いたところで、周りが動いていない。
あるいは、自分の動いた距離もたいしたことない。


厳しい冬・・・


日本の冬は、ぜんぜん寒くないことがわかりました。

今度帰国するのが楽しみでなりません。
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by tania0418 | 2012-12-25 12:33 | Trackback | Comments(0)

北国の子ども服

娘に、お友達ができました。
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チャン・イーハン、3歳(左)。


夏ごろ、放課後の園庭で
無言の娘を追いかけるチャン・イーハンを
見たことがあります。


今では、クラス内でもよく遊ぶお友達同志に
なったみたいで、
親としては、素直にうれしい。

たまたま帰りが一緒になったこの日、
娘とチャン・イーハンとのツーショットを再び、
やっと見ることができました。


ふたりとも、まだそれほど言語が扱えませんから、
ことあるごとに


「チャン・イーハン」

「ユエンユエン」


と、名前を呼び合います。

それだけなんだけど、ああ、このふたり、
お互いをとても気に入ってるんだなって、
十分伝わってくるから不思議です。


それにしても、このぼけぼけの利用価値の少ない
写真でみても(すみません)、
中国北国ファッション、こどもふく文化というのは
面白い。


露出は最低限におさえ、全体的に、カラフルにまるくなる。
写真じゃまったくわかりませんが、
チャン・イーハンのズボンなんて、みたことのない分厚さでした。


子ども用のダウンジャケットはもちろん、
冬を乗り切るには、
厚手のマスク、帽子、手袋は必需品。


帽子をつけずに子どもを外に出そうものなら、
家族のみならず、そこらへんのおばさんから
「帽子をかぶせなさい!」と注意を受けます。


残念ながらうちの娘には、
みょうに神経質なところがあり、
日によって帽子やマスクをものすごく嫌がることがあるのですが、
恐ろしい寒さだったこの日は、さすがに
ネット通販で購入した大きめ(120)のダウンジャケットに
隠れるように、くるまっていました。


一方のチャン・イーハンは、さすが北国3年目。
マスクや帽子をさっと着用し、寒さ対策はもちろん
鮮やかなグリーンとピンクの帽子で、
(写真じゃ魅力が半減していますが)
いかにも子供らしくてかわいい着こなしでした。


見習わないと・・・。


ところで、
街中が瞬間製氷機みたいになった外から家に戻ってきた娘は、
なんだかんだで機嫌を損ねて、
そのへんでつっぷして泣いていました。


ズボンの膝のところについてるウサギさんだけが
笑っています。

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膝のところに、なんだかんだついてるっていうのも、
こちらの子ども服によく見られるタイプ。

たぶん、無地とか飾りが何もないなんて、
ものたりない(っていうか、お得感がない?)と感じてしまう、
派手好きな中国らしいセンスなのです。

ここに、これ、いらないのになあ、っていうもの、
すごくたくさんあるのですが、ここは中国。
たまには、という気持ちでこのうさぎさんも買ってみました(75元/約1000円)。

ちなみに、これは韓国製。
もちろん、裏起毛ですよ。
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by tania0418 | 2012-12-20 07:52 | Trackback | Comments(0)

中国のキャラクター文化

クリスマスが盛り上がりにかける・・・
と書いた先日の記事から少したって。


クリスマスらしき装飾が
そこここに見られるようになってきました。


クリスマスツリーやサンタさん、トナカイ、
お菓子の家っぽいのやリースなど。

大型デパートのショウウィンドウに、
LEDを使ったどでかくてド派手なクリスマスアイテムが
鎮座していて、なかなか見ごたえがあるものも。


瀋陽でもっとも最先端をいく中街を歩いていて
みつけたクリスマスのお飾りは、他の場所のそれと比べたら
やっぱりちょっと抜きんでていましたね。


でも、写真は撮りのがしました。


理由は、サンタさんのお顔に、
まったく愛着がわかなかったからです。


こちらで出会う、キャラクターものたち。

今のところ、かわいいと思えるものに出会ったことがありません。
とくに、こうして外に晒されるお人形さんたちに
癒される、とか、キュート、とかいう形容が使えないことがほとんど。


とりあえず、クリスマスだからそれらしいものを作ったのでしょう。
私からするととても無表情なデザイン、お人形さんたちが
零下15度の外気にさらされていました。


中国はキャラクター文化ではない。
いや、キャラクター(コピー)文化はちゃんと成り立っているから
「ない」というのは違うのかもしれないですね。


オリジナルなものをつくって、愛でる、
という感覚が決定的に乏しい。

どれもこれも、
キャラや人形における人格は決定的に排除されていて、
道具としてそこにいる、というほうがしっくりくる。
それは、建国以来の歴史が意味するところも
おおいにあるのでしょう。



寒すぎる「中街」を歩いていていて、
すっかり凍えてしまったので
デパートの中を歩くことにしました。


踊り場のようになった1階のイベントスペースで、
着ぐるみさんたちが、3匹ほど活動していました。


いっしょに写真をとりたくない
ネズミさんたちを初めてみました。


真正面から撮るのは、
瀋陽のメンツのためにやっぱりやめました。


もう一匹は、中国全土の子どもたちが知っている
国民的アニメ『シーヤンヤン(喜羊羊)』に出てくる
人気キャラの1匹です。


これを活動させて、お客さんが寄ってくると思ってる?
私なら真っ先にここから離れるんだけど。


いろいろ突っ込みたくなったのですが、
お写真を撮ろうとはしゃいでやってくる人たちがいたので、
私の自分勝手な主観は闇に葬りました。


これの何が悪いのさ。
お金かけないで似たようなもので遊べるんだから
お得じゃない。


という声が今にも聞こえてきそうな着ぐるみの背後で、
思い切ってシャッターをパシャリ。


「ゆるキャラ」なんて、ここでは絶対に根づかないでしょうね。
その意味では、中国のほうが、
感覚がクールで大人なのかもしれないとも
思ったりするのですが。


わざわざこんなキャラクター使わなくても、
もっと違う、中国らしい人の心に訴えかける喜ばせ方
あると思うんだけどなあ。

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by tania0418 | 2012-12-17 16:34 | Trackback | Comments(0)

在外選挙

今週末、衆議院選挙ですね。


投票日が近付くにつれ、
インターネット経由で見聞きする
各政党の主張、今回の選挙の論点などに
いやがおうでも、より接するようになりました。


しかし、政治家の話す言葉に、
たとえば私個人の想いとの接点を見出しづらく、
私も選挙に行かねば、と、気持ちが焦ります。


15年ほどまえから施行されている在外選挙制度のおかげで、
海外にいても日本国籍を持っているハタチ以上の
成人は選挙に参加できます。


早速こちらで日本大使館に問い合わせたところ、
そのためには、

・海外転出届けを出している
・選挙人登録をしている
・滞在期間が3カ月以上

など、いくつか条件を満たさねばならないとのことでした。


結局、私が思い立った時点ですべての書類が
投票日(こちらでは日本の投票日の1週間目に締切)にまにあわず、
私の選挙権は行使できないことがわかりました。


はあ。。
準備不足で、今回の選挙に参加できないのは、
とても残念です。


海外から選挙に参加できるというのは、
やっぱり画期的な制度だと思うのです。


外から見る日本は、中から見る日本と
まるで違います。
どうしたって、客観的に見えてしまいます。


なんで無人島のことで、あんなにムキになる必要が
あるんだろうって。

もっと、1秒を争って向き合うべきものが
すぐ目の前にあるでしょうに。


せっせと愛国心を育てるのもいいけど、
これからの日本をつくっていく子どもたちの命に、
その命がさらされている現実に、
さらにそれが日本国内だけの問題じゃないことに、
ちゃんと気づいている政治家って日本に生息してるんでしょうか?


国のために、国益のために、
人命が利用される、無視される社会や論調は、
私は受け入れられない。


自然からのいただきものを安心して食べ、
自分の意志で学び、働き、
赤子も大人もすやすやと眠れ、
人生を自由に創造していくために、
原発は必要なんでしょうか?


そんな意味もこめて、投票したかったのに
とても残念です。


中国では選挙なんてものありません。
お上のことはお上に任せておけばよいのです。
平民はせっせと働いて、お金を稼げばよいのです。
選挙で政治家を選んだところで、何も変わらない。
それよりも、お上との人脈づくりに時間を使ったほうが
人生よっぽど有利、なんて。


それで国を維持しているのですから、
どっちが正しいという話ではないけれど。
私は選挙権を与えられる国になった日本に生まれ育って、
やっぱりよかったって思うんです。


参加してるっていうか、必要とされているっていうか、
ただのパフォーマンスだとしても、
与えられた一票の重みは、感じているつもりです。


日本が世界に誇れる国だと思うからこそ、
(それを中国が教えてくれているんですけど)
なんとかそれを次世代につないでほしいと願うばかりなのです。
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by tania0418 | 2012-12-14 12:29 | Trackback | Comments(2)

リセット&スタート

先日、コンタクトレンズをうっかり片方
流してしまいました。


瀋陽にきてから、ほこりで悩まされていたハードコンタクト。

いずれ対策を打たねばと思っていましたが、
0.01あるかないかの右目を抱える私は、
眼鏡では生活が不快すぎます。
とりあえず使っている自宅用眼鏡では、
度数を落としてあるので外を歩くのがつらい。


さして遠くまで見えない牛乳瓶底眼鏡生活も
5日目を過ぎようというころ。


今度は携帯電話を落としてしまいした。


大切な人たちの連絡先が入っているNOKIAの携帯電話。


ふだん大して鳴ることもないうえ、
メール返信機能が壊れていて、
こちらもいずれ対策を打たねばと思っていたものですが、
手元にないとなると、心が落ち着かない。


あわててあちこち捜索しましたが、
携帯電話を落とした地点など、
まったく心当たりになく・・・・・・・・。


視力を失うわ、携帯を失うわ、
私ってどこまで腑抜けなの。
私の人生のどこに意味があるの。


雪を蹴りつけながら、とうとう
自己否定に走りかけていたときです。


絶望的な気持ちで
夫に携帯を無くしたことを話すと、


「あ、そう。じゃあ新しいの買ってくるね」


の二言でした。


そこで私、目が覚めました。


私が無くしたのは、
コンタクトレンズと携帯電話なのであって、
人生ではなかった。


夫に聞いてみれば、
たとえ携帯電話がどこかの中国人に拾われたとしても、
それが戻ってくることは、90%ないそうで。


ほとんどの場合、
中に入っているICチップ(私の入力したデータ)を捨てて、
自分のものと入れ替えて使われるのがオチ、なんだそうです。


まずは、落とした時点であきらめたほうがいい。


そうか、中国人は誰のかもわからないものを
さも自分のものみたいに使える
桁違いの度量を持っているんだった。


はて、私は携帯電話の何にしがみついていたんでしょう。


コンタクトレンズにしても、同じです。
実は、中国では処方箋なしで使い捨てコンタクトが買えます。


これは単に、ルールがゆるいだけのことですが、
そのことで敬遠してしまい、
すぐに買いに走りにいけなかったのです。


しかし、
生活必需品の中でもトップ5に入るアイテムを
いきなり2点も失ってしまった私、
しかも携帯の捜索をあきらめた私は、違います。


「まずは視力を取り戻さねば」


とがむしゃらに前向きになり、
こちらで弱視の子どもたちへの募金、支援なども
行っている「何氏眼鏡」(瀋陽でチェーン展開している大きな眼鏡屋さん)
へ走りました。


ちゃちゃっと視力検査をして、
さくっと3か月分のソフトコンタクトレンズ(約360元)
をゲット。(ちなみに、「ジョンソン&ジョンソン」のものです)


使い心地もいまのところ快適です。
また、その後、携帯電話は知人の車のなかで
置き忘れていたことも判明。
無事に引き取りに行けることになりました。


ああ、すっきり。


あるのが当たり前だったものをなくすのって、
皮肉ですが、大きな気づきをもらえますね。
そして、たぶんそれは、
新しいスタートの瞬間でもある。


すべては、リセット&スタート。


今までは、”うまく切り替えよう”なんて、
手垢のついた言葉で自分を慰めていましたが、
ここでは、”ポジティブにあきらめよう”を
心がけたいなと思った12月12日です。
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by tania0418 | 2012-12-12 23:45 | Trackback | Comments(0)

夜ごはん

夫が夜ごはんを作ってくれました。

なにげなくテーブルをみたら。

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蛾の幼虫です。

たしかに瀋陽ではよく見かける料理です。
生きているのをパック詰めして売られているのも見たことあります。
でも、自宅でこの料理を見るのは何年ぶりだろう。



「これ1ぴきで、卵3個ぶんのタンパク質が
とれるんだよ」



と力説する夫。
ただ自分が食べたくなっただけでしょう。

私と娘に強要するのを振り払い、
結局、夫だけが完食しました。


それって、タンパク質とりすぎじゃないの?
ってちょっと思ったけど、気にしないことにします。
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by tania0418 | 2012-12-11 07:09 | Trackback | Comments(0)

クリスマスはどこへ?

急に冷え込んできました。


バスを待っていて10分もすれば
体をじっとさせてはいられません。


歩いてみても
まったく体があったまらない。


しかも。


先日、うっかりコンタクトレンズを流してしまい、
眼鏡生活になった私のメガネは
どう工夫しても、くもる。


裸眼でもあぶないのに、
くもった眼鏡でどう雪道を前進しろというのか。


雪にうかれきった犬の気持ちは、
もはやもげ落ちそうです。



そういえば、世間(中国以外の世界)では、
クリスマスシーズンですね。


一年のなかでも華やいだ気持ちに
させてくれるクリスマスでしたが、
ここでは、その気配がありません。


イルミネーションもなければ、
クリスマスソングも聞こえてこず、
(あ、スタバやデパートの店内には
かすかに流れていましたか。
Wham!の「Last Christmas」とか。)
さびしいものです。


中国人のお友達にきけば、
中国でクリスマスイベントが解禁?されたのは、
90年代に入ってからだそう。

今は少し事情が変わったでしょうが、
クリスマスって何するの?
っていう具合の雰囲気が街中に漂っていて、
クリスマス商戦もなにも、
この季節はただ寒さに耐えるのみのようです。


先日、町一番の繁華街、太原街を歩きました。


12月に入るというのに、
クリスマスっぽいものは、外観にまったくみあたらず。
さぶいだけで、あまりテンションもあがりませんでした。


けれど、大好きな伊勢丹さんには、
ささやかなクリスマスデコレーションが。


そうよね、世間はクリスマスよね。


と、ちょっと気分を盛り返したのでした。


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写真は雪が降る前のもの。今みると、ずいぶん過ごしやすそう・・・
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by tania0418 | 2012-12-07 06:43 | Trackback | Comments(2)

きのこ鍋「小背楼」

こちらに来て、一番最初に知り合った方が、
日本へ帰国されることになりました。

日本人の方々との出会いと分かれは、
海外に暮らしていると、避けては通れませんね。

というわけで、さびしい気持ちを振り払うように
近しいお友達と集まったのが、ここ!

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漢字ばかりがヨコにならんで
どう読めばいいかわからない店名ですが
ヒントは「菌」の文字。

そうです、ここは瀋陽でも有名な、
きのこ料理のお店でございます。


東北地方は、きのこが豊富にとれることでも
有名なんだそう(「地球の歩き方」より)。
マスコットガールのきのこちゃん(いま勝手に命名)も
無表情できのこを握っています。
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外観はさておき、肝心の食事ですが、
まず、スープを選びます。
(私は、海鮮スープにしました。
なまこのような物体が入っていました)


そして、具材を選びます。
きのこをメインに野菜も肉類もふんだんにありますが、
とにかくきのこの種類が豊富。

おなじみの、しめじ、なめこ、しいたけはもちろん
みたことないやつ、たべたことない食感のやつ、など
あらゆるきのこがありました。


脂っこくなくて、食べやすい.中華料理にまた出会っちゃった。


きのこって、脇役のイメージですが、
ここではがつんと主役はってます。
量と種類で、他に引けを取らない存在感。


海鮮スープで煮込んだエキスは滋養にもよさそう。
しかも、きのこだから、なんにでもあう。
なにより、たくさん食べても、まいっか、
って思えるのがいい!


この日は個室だったので、店のほんとうの
雰囲気は実感せずじまいでしたが、
サービスも店の明るさもちょうどよい感じ。


予算は、一人200元(約2500円)も見ておけば十分でしょうか。
こちらでは決して安くはないけれど、
おいしいひとときを過ごせました。


冬のお客さまの接待はこれで決まり。
だれか一緒にいきませんか(笑)
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by tania0418 | 2012-12-05 14:59 | Trackback | Comments(0)


フリーランスの編集・ライター。夫の故郷、遼寧省瀋陽市での、食、子育て、仕事。瀋陽の骨董市で見つけた雑貨を「わたしの中国雑貨店」にて販売。https://mychina.thebase.in/


by tania0418

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